画像処理

科目基礎情報

学校 新居浜工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 画像処理
科目番号 121434 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電気情報工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 ビジュアル情報処理-CG・画像処理入門[改訂新版] (CG-ARTS協会)
担当教員 福永 哲也

到達目標

1. ディジタル画像の構成や各種変換処理について理解できること
2. コンピュータグラフィックスの生成法について理解できること
3. 各種画像認識手法について説明できること
4. ビジュアル情報処理システムについて理解できること

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1ディジタル画像の構成や各種変換処理について理解し、実際の画像に応用できるディジタル画像の構成や各種変換処理について理解しているディジタル画像の構成や各種変換処理について理解しているが、その具体例を説明できない
評価項目2コンピュータグラフィックスの生成法について理解し、実際の画像に応用できるコンピュータグラフィックスの生成法について理解しているコンピュータグラフィックスの生成法について理解しているが、その具体例を説明できない
評価項目3各種画像認識手法について理解し、実際の画像に応用できる各種画像認識手法について説明できる各種画像認識手法について理解しているが、その具体例を説明できない
評価項目4ビジュアル情報処理システムについて理解し、実際の画像に応用できるビジュアル情報処理システムについて理解しているビジュアル情報処理システムについて理解しているが、その具体例を説明できない

学科の到達目標項目との関係

専門知識 (B) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
コンピュータでディジタル画像を扱うための、画像処理・認識・生成などの技術について、その基礎的な技術と応用例などを学ぶ。また、ビジュアル情報処理システムや画像符号化、ヒューマンインターフェースなどについても扱う。
授業の進め方・方法:
事前学習:数学・物理、関連科目:情報数学
注意点:
テレビ・映画・ゲーム産業などでなくてはならない技術となった各種画像処理・画像生成手法について学習します。CG-ARTS協会が実施する各種検定の受検に役立つ内容となっています。また、情報工学実験(5年)において画像処理関連の演習があるので、授業内容はしっかり復習しておいてください。
情報処理技術者試験関連科目。

本科目の区分

Webシラバスと本校履修要覧の科目区分では表記が異なるので注意すること。
本科目は履修要覧(p.9)に記載する「④選択科目」である。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ディジタルカメラモデル 1,2
2週 幾何学的モデルと光学的モデル 1
3週 ディジタル画像と画像処理 1
4週 多面体の表現 2
5週 曲線・曲面 2
6週 ポリゴン曲面とそのほかの形状生成手法 2
7週 演習 1,2
8週 中間試験
2ndQ
9週 テスト返却
10週 隠面消去とシェーディングの基本 2
11週 シェーディングと影付け 2
12週 マッピング 2
13週 より高度な表現法 2
14週 アニメーション 2
15週 演習 2
16週 期末試験
後期
3rdQ
1週 画像の性質と濃淡変換 1
2週 画素ごとの濃淡変換 1
3週 領域に基づく濃淡変換 1
4週 そのほかの処理 1
5週 2値画像処理 3
6週 領域分割・動画像処理 3
7週 演習 3
8週 中間試験
4thQ
9週 テスト返却
10週 特徴点・図形・パターンの検出 3
11週 パターン認識と深層学習 3
12週 シーンの復元 3
13週 ビジュアル情報処理用システム 4
14週 ソフトウェア・3次元システム・ファイル形式 4
15週 演習 3,4
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験レポート・課題合計
総合評価割合8020100
基礎的能力000
専門的能力8020100
分野横断的能力000