コンピュータネットワーク

科目基礎情報

学校 新居浜工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 コンピュータネットワーク
科目番号 121439 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気情報工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:情報通信概論 諏訪 敬祐、渥美 幸雄、山田 豊通 共著(丸善株式会社)、参考書:マスタリングTCP/IP 入門編(第6版) 竹下 隆史、村山 公保、新井 透、苅田 幸雄 共著(オーム社)
担当教員 内藤 出

到達目標

1.通信プロトコルの概念を理解する。
2.インターネットのプロトコル体系とその概要を理解する。
3.ローカルエリアネットワーク(LAN)の仕組みを理解する。
4.情報通信システムのセキュリティ技術を理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1通信プロトコルとは何かを理解し、具体例を示して説明できる。通信プロトコルとは何かを理解している。通信プロトコルとは何かを理解していない。
評価項目2インターネット・プロトコルの階層構造と、各階層の主要プロトコルを理解し、具体例を示して説明できる。インターネット・プロトコルの階層構造と、各階層の主要プロトコルを理解している。インターネット・プロトコルの階層構造と、各階層の主要プロトコルを理解していない。
評価項目3LANの構成、プロトコル、アクセス制御方式を理解し、具体例を示して説明できる。LANの構成、プロトコル、アクセス制御方式を理解している。LANの構成、プロトコル、アクセス制御方式を理解していない。
評価項目4情報通信システムのセキュリティの重要性と、セキュリティを確保する技術の仕組みを理解し、具体例を示して説明できる。情報通信システムのセキュリティの重要性と、セキュリティを確保する技術の仕組みを理解している。情報通信システムのセキュリティの重要性と、セキュリティを確保する技術の仕組みを理解していない。

学科の到達目標項目との関係

専門知識 (B) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
今や、インターネットに代表される、コンピュータを相互に接続したネットワーク(コンピュータネットワーク)は、我々の生活を支える社会基盤となっている。この科目では、コンピュータネットワークの基礎となる技術の概要を講義する。
授業の進め方・方法:
授業は、教科書の該当箇所のポイントを板書し、概要とその仕組みを解説する。また、可能な範囲で、参考書等を用いて最新の動向を紹介する。必要に応じて、レポート課題や小テストを課し、理解を確認する。
注意点:
授業中、教員からの一方通行ではなく、「なぜそうなるのか」等を考え、必要ならば質問をし 、授業時間の中でその仕組みと動作の概要を理解できるように意識的に努力すること。

本科目の区分

Webシラバスと本校履修要覧の科目区分では表記が異なるので注意すること。
本科目は履修要覧(p.9)に記載する「④選択科目」である。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 コンピュータネットワーク 1
2週 プロトコルと階層モデル 1
3週 インターネットのプロトコル体系 2
4週 IP 2
5週 次世代IP 2
6週 TCPとUDP 2
7週 中間試験
8週 インターネットアプリケーション 2
4thQ
9週 LANの構成 3
10週 LANのアクセス制御方式 3
11週 無線LANの概要 3
12週 無線LANの規格 3
13週 情報通信システムのセキュリティ 4
14週 ネットワークとセキュリティ
(暗号技術と認証技術、ウイルスとファイアウォール、他)
4
15週 期末試験
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学情報系分野情報通信ネットワーク無線通信の仕組みと規格について説明できる。4後11,後12

評価割合

定期試験小テスト合計
総合評価割合8020100
基礎的能力000
専門的能力8020100
分野横断的能力000