政治・経済

科目基礎情報

学校 新居浜工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 政治・経済
科目番号 101251 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子制御工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 東京書籍『政治・経済』、第一学習社『最新政治・経済資料集(新版)』
担当教員 石田 伸一,渡部 祐加

到達目標

1.政治学・経済学の基礎的な概念および理念について構造的に理解している。
2.国際的ない視点から現代日本にみられる政治的・経済的な諸現象を理解している。
3.日本戦後史にみられる社会の変容過程と各時期の特質について理解している。
4.現代日本にみられる諸課題について理解し、解決法策を提示することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1政治学・経済学の基礎的な概念を説明でき、理論体系のなかで位置づけることができる。政治学・経済学の基礎的な理論について、意味内容とその特徴について理解している。政治学・経済学の基礎的な概念・理論と意味内容について、対応させて理解していない。
評価項目2現代日本の政治的・経済的な現象について、諸外国における特徴と比較することができる。現代日本の政治的・経済的な現象が持つ特徴について、それぞれ理解している。各国の環境・条件の相違を認識して、政治的・経済的な諸現象を理解していない。
評価項目3戦後日本の社会における政治的・経済的な変容過程について、因果関係を理解している。戦後日本の各時期にみられる政治的・経済的な特徴について、時系列を理解している。戦後日本における政治的・経済的な諸現象について、時系列を理解していない。
評価項目4現代日本にみられる政治的・経済的な諸課題について、解決法策を提示することができる。現代日本にみられる政治的・経済的な諸課題について、その特徴と原因を理解している。現代日本にみられる政治的・経済的な諸課題について、複眼的に理解していない。

学科の到達目標項目との関係

教養 (D) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
現代の日本の政治および経済の動向について関心を深め、現代政治や現代経済の機能について理解させるとともに、その特質を探求させ、政治・経済についての基本的な見方や考え方を身に付けさせる。
授業の進め方・方法:
授業は講義形式で行う。
注意点:
現代の政治・経済の特質を学びます。授業前に、教科書、資料集などを参考にして授業プリントを完成させてください。また時事問題について、テレビや新聞を見て、興味・関心を持つようにしてください。

本科目の区分

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 法と私たちの生活 1
2週 政治と法の機能 1
3週 人権保障と法の支配 1
4週 議会制民主主義と世界の政治体制 12
5週 日本国憲法の基本原理 13
6週 平和主義と自衛隊 14
7週 基本的人権の保障と新しい人権 13
8週 国会の組織と律法 13
2ndQ
9週 内閣の機構と行政 3
10週 裁判所の機能と司法制度(1) 14
11週 裁判所の機能と司法制度(2) 3
12週 地方自治制度と住民の権利 3
13週 政党政治と選挙制度 34
14週 民主政治における世論の役割 34
15週 期末試験 1234
16週 試験返却 1234
後期
3rdQ
1週 経済社会の発展 1
2週 経済主体と経済活動 1
3週 市場経済の機能と限界 1
4週 経済成長と景気変動 13
5週 物価の働き 14
6週 金融のしくみとはたらき 14
7週 財政のしくみとはたらき 14
8週 日本経済の歩み 3
4thQ
9週 中小企業の地位と役割 3
10週 農業の現状と課題 34
11週 消費者問題 4
12週 労働問題 34
13週 現代の国際政治と日本 24
14週 現代の国際経済と日本 24
15週 期末試験 1234
16週 試験返却 1234

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地理歴史的分野世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。3
民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。3
近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。3
帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。3
第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。3
19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。3
公民的分野人間の生涯における青年期の意義と自己形成の課題を理解し、これまでの哲学者や先人の考え方を手掛かりにして、自己の生き方および他者と共に生きていくことの重要性について考察できる。3
自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。3
現代社会の考察現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。3

評価割合

試験課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60400000100
基礎的能力60400000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000