日本語

科目基礎情報

学校 新居浜工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 日本語
科目番号 103101 科目区分 一般 / 留学生対象
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 4
開設学科 電子制御工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 4
教科書/教材 日本文化を読む 中上級(アルク)
タスクベースで学ぶ日本語 中級1, 2(スリーエーネットワーク)
TRY! 日本語能力試験 N2(アスク出版)
担当教員 久米 千夏

到達目標

1.目的に応じた文章の読み方ができる。
2.レポート・意見文・スピーチなどの文章作成手順を学び、書くことができる。
3.自分の意見や希望を伝えるコミュニケーション力を身につける。
4.リスニング力が向上する。
5.日本の伝統的自然観・文化を知り、環境など各国共通の問題について関心を持つ。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1目的に応じた文章の読み方ができ、おおよその内容が理解できる。ヒント・助言を得ながら文章を読み、おおよその内容が理解できる。ヒント・助言を得ても、文章の内容がほとんど理解できない。
評価項目2適切な表現を用いて、読み手が理解できる文章が書ける。読み手が理解できる文章が書ける。文章の内容が読み手に伝わらない。
評価項目3授業、その他の場面で自分の意見や希望を適切に伝えることができる。授業、その他の場面で自分の意見や希望を伝えることができる。自分の意見や希望を伝えることができない。
評価項目4まとまりのあるテキストを聞き、概要や課題解決に必要な情報を適切に理解できる。まとまりのあるテキストを聞き、概要を理解できる。まとまりのあるテキストを聞いて、概要を理解できない。
評価項目5日本文化や国際的な課題について理解している。日本文化や国際的な課題について関心がある。日本文化や国際的な課題にに対する関心が薄い。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
留学生を対象とした日本語学習の授業である。中級レベルの日本語運用力が身につくことを目指す。
教材や課題を通して読解力を身につけ、自分の考えや感想を持ち、それを書いて表現したり、発表したりする力を養う。
また、日本の伝統的な自然観・文化のほか、国際的な課題についても理解を深める。
授業の進め方・方法:
教科書に沿って授業を進めるが、その他の副教材も随時活用し、日本語の知識と運用力の定着を図る。
また課題について調べ、自分の考えを発表したり、意見交換を行う時間も設ける。
注意点:
・授業開始時刻に遅れた場合、20分までは遅刻、それ以降は欠課として扱う。
・予習・復習に励み、課題は期限を守って提出すること。
・日本語の学習は全ての学習・学校生活の基本であることを自覚し、積極的に日本語の理解・習得に努力しましょう。

本科目の区分

Webシラバスと本校履修要覧の科目区分では表記が異なるので注意すること。
本科目は履修要覧(p.9)に記載する「④選択科目」である。留学生のみ対象。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 日本語の表記 1,2,3,4
2週 書き言葉、グラフの読み取り、説明 1,2,3,4
3週 論文・レポートの書き方 1,2,3,4
4週 「違いについて考える」_異文化比較と相互理解 1,2,3,4,5
5週 自国紹介 1,2,3,4
6週 エッセイを読む 1,2,3,4,5
7週 中間試験
8週 試験返却
2ndQ
9週 「音楽にはどんな力がある?」_主張、共感 1,2,3,4
10週 コミュニケーション① 2,3,4
11週 コミュニケーション② 2,3,4
12週 「隣人訴訟事件」_裁判とは?事実を捉える 1,2,3,4
13週 文章作成 1,2,3,4
14週 スピーチの書き方 2,3,4
15週 期末試験
16週 試験返却
後期
3rdQ
1週 スピーチの発表_評価とふり返り 2,3,4,5
2週 「なぜその言葉?」_和語・漢語・外来語 1,2,3,4,5
3週 「ユニバーサルデザインとは?」_多角的に考える 1,2,3,4,5
4週 「強み」について考える 1,2,3,4
5週 短編小説を読む 1,2,3,4
6週 短歌・俳句 1,2,3,4,5
7週 中間試験
8週 試験返却
4thQ
9週 「地球の環境、大丈夫?」 1,2,3,4,5
10週 情報の読み取り・要点理解 1,2,3,4,5
11週 テーマを見つけ、意見文を書く 1,2,3,4
12週 説明文を読む 1,2,3,4,5
13週 エッセイを読む 1,2,3,4
14週 ディベート 1,2,3,4
15週 期末試験
16週 試験返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表課題合計
総合評価割合602020100
基礎的能力602020100
専門的能力0000
分野横断的能力0000