情報処理１

科目基礎情報

学校	新居浜工業高等専門学校	開講年度	令和05年度 (2023年度)
授業科目	情報処理１
科目番号	130103	科目区分	専門 / 必修
授業形態	講義	単位の種別と単位数	履修単位: 1
開設学科	電子制御工学科	対象学年	1
開設期	前期	週時間数	2
教科書/教材	矢野久雄：スラスラわかるC++ 第3版 , 翔泳社
担当教員	占部 弘治

到達目標

1.【プログラム作成】ハードウェアとソフトウェア、プログラミングの役割と関係が理解でき、プログラムが作成できること。
2.【制御構造】制御構造の概念を理解し、分岐を行うための構文・繰り返しを行うための構文を使ってプログラムが記述できること。
3.【配列】配列の概念を理解し、これを用いてプログラムが記述できること。
4.【関数】関数を理解し、これを用いてプログラムが記述できること。

ルーブリック

	理想的な到達レベルの目安	標準的な到達レベルの目安	未到達レベルの目安
到達目標 1.	ハードウェアとソフトウェア、プログラミングの役割と関係が理解でき、自在にプログラムが作成できること	ハードウェアとソフトウェア、プログラミングの役割と関係が理解でき、プログラムが作成できる	ハードウェアとソフトウェア、プログラミングの役割と関係が理解できず、プログラムが作成できない
到達目標 2.	制御構造の概念を理解し、分岐を行うための構文・繰り返しを行うための構文を使ってプログラムが記述できる	制御構造の概念を理解し、分岐を行うための構文・繰り返しを行うための構文を理解している。	制御構造の概念を理解できず、分岐を行うための構文・繰り返しを行うための構文を使ってプログラムが記述できない
到達目標 3.	配列の概念を理解し、これを用いてプログラムが記述できる	配列の概念を理解している。	配列の概念を理解できず、これを用いてプログラムが記述できない
到達目標 4.	関数を理解し、これを用いてプログラムが記述できること。	関数を理解している。	関数を理解できず、これを用いてプログラムが記述できない

学科の到達目標項目との関係

専門知識 (B) （電子制御に関連する専門知識と技術を身につけている.）

教育方法等

概要:

コンピュータを用いてさまざまな装置を制御するために必要となるハードウェアとソフトウェアの基礎知識を学ぶとともに、プログラム作成のための基本的な知識を習得する。また、プログラミングの学習を通じてコンピュータのしくみや働きを理解する。

授業の進め方・方法:

先ずはコンピュータのハードウエア、ソフトウエアに関する基礎知識・演習室でのプログラミングのやり方を身につける。その後、プログラムの基本的な動作を学習する。プログラミング演習は電気基礎演習と連動して行う。

注意点:

【事前学習】情報リテラシーで学習する演習室のPC、インターネットの取り扱いについては十分学習しておくことが必要である
【自己学習】授業時間外でも演習室が使える状況にあればいつでも、いつでも自主的に実施してよい。また自分のPCに実行環境を構築して実施してもかまわない。
【関連科目】情報リテラシー、電気基礎演習、ディジタル回路、情報処理、情報基礎実習、電子計算機、情報工学

本科目の区分

Webシラバスと本校履修要覧の科目区分では表記が異なるので注意すること。
　本科目は履修要覧(p.9)に記載する「④選択科目」である。

授業の属性・履修上の区分

ICT 利用

授業計画

		週	授業内容	週ごとの到達目標
前期
	1stQ
		1週	コンピュータの基本構成とソフトウェア	1.【プログラム作成】
		2週	コンソール入出力と書式設定	1.【プログラム作成】
		3週	データ型と算術演算子	1.【プログラム作成】
		4週	分岐を行うための構文 (1)	2.【制御構造】
		5週	分岐を行うための構文 (2)	2.【制御構造】
		6週	繰り返しを行うための構文 (1)	2.【制御構造】
		7週	中間試験
		8週	中間試験返却・復習
	2ndQ
		9週	繰り返しを行うための構文 (2)	2.【制御構造】
		10週	配列、配列と繰り返し	3.【配列】
		11週	二次元配列	2.【制御構造】3.【配列】
		12週	関数(1)	4.【関数】
		13週	関数(2)	4.【関数】
		14週	ローカル変数とグローバル変数	1.【プログラム作成】4.【関数】
		15週	期末試験
		16週	期末試験返却・復習

評価割合

	試験	小テスト	課題	合計
総合評価割合	70	0	30	100
基礎的能力	0	0	0	0
専門的能力	70	0	30	100
分野横断的能力	0	0	0	0