電気基礎演習

科目基礎情報

学校 新居浜工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 電気基礎演習
科目番号 130104 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1.5
開設学科 電子制御工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 1.5
教科書/教材 電気基礎1 新訂版 堀田栄喜 監修  (実教出版)
担当教員 白井 みゆき,城戸 隆,眞鍋 知久

到達目標

1.数学の基本問題を解くことができる。
2.抵抗の直並列接続、電圧の分圧、電流の分流などの基本回路計算ができる。
3.表計算などを使った電気基礎に関する計算ができる。
4.CAD・プログラミング・プレゼン・タイピングの基本演習ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1中学で習った数学と1年生で習う数学(式の展開、因数分解、平方根、二次方程式、二次関数)に関する応用問題を解くことができる。中学で習った数学と1年生で習う数学(式の展開、因数分解、平方根、二次方程式、二次関数)に関する基本的な問題を解くことができる。1年生で習う数学(式の展開、因数分解、平方根、二次方程式、二次関数)に関する基本的な問題を解くことができない。
評価項目2電気基礎1で学習する抵抗の直列接続、並列接続において、複雑な直並列接続の場合の電圧の分圧、電流の分流などの回路計算ができる。電気基礎1で学習する抵抗の直列接続、並列接続において、単純な直列または並列接続の場合の電圧の分圧、電流の分流などの回路計算ができる。抵抗の直列接続、並列接続において、単純な直列または並列接続の場合の電圧の分圧、電流の分流などの回路計算ができない。
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

専門知識 (B) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
前期は数A-1の問題演習と電気基礎1で学習した内容の演習を中心として進める。後期は表計算・CAD・プログラミング・プレゼンなどのパソコン演習を中心にして進める。
授業の進め方・方法:
数学は専門科目を学ぶ上で基礎となる重要な科目である。事前にテキスト・プリント・Webclassをよく読んで予習する。例えば、キルヒホッフの法則を理解したとしても、連立方程式が解けなければ、複雑な電気回路中を流れる電流の値を求めることはできない。そこで、前半は数A-1の問題演習と「電気基礎1」で学んだ内容についての演習を主として行う。後半のプログラミング・JWCAD・プレゼンソフトなどに関する演習は、実際に自分で実行して身につけることが重要である。後半は「情報リテラシー」や「情報処理1」と連携しながらさらに「情報処理2」へと続く。
注意点:
数学は専門科目を学ぶ上で基礎となる重要な科目である。事前にテキスト・プリント・Webclassをよく読んで予習する。例えば、キルヒホッフの法則を理解したとしても、連立方程式が解けなければ、複雑な電気回路中を流れる電流の値を求めることはできない。そこで、前半は数A-1の問題演習と「電気基礎1」で学んだ内容についての演習を主として行う。後半のプログラミング・JWCAD・プレゼンソフトなどに関する演習は、実際に自分で実行して身につけることが重要である。後半は「情報リテラシー」や「情報処理1」と連携しながらさらに「情報処理2」へと続く。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 中学数学の復習 
2週
3週 総合学習Ⅰ:電子創作物の鑑賞  式の計算、式の展開
4週
5週 直列,並列接続の合成抵抗≪テスト≫ 公称表示の読み取り/合成抵抗の測定≪実習≫ 因数分解
6週
7週 直並列接続の合成抵抗≪テスト≫ 直並列接続の合成抵抗の測定≪実習≫ 平方根を含む式の計算
8週
2ndQ
9週 分流器,倍率器≪テスト/演習≫ 2次方程式
10週
11週 単電源の直並列回路における電圧・電流≪テスト/演習≫ 2次関数
12週
13週 複数電源を含む回路における電圧・電流≪演習≫ オームの法則の応用
14週
15週 表計算を使った電気基礎演習
16週
後期
3rdQ
1週 プログラミング演習1/タイピング(以降毎回)
2週
3週 プログラミング演習2
4週
5週 JWCAD の実習1
6週
7週 JWCAD の実習2
8週
4thQ
9週 プレゼンテーションソフト実習1
10週
11週 プレゼンテーションソフト実習2
12週
13週 プレゼンテーションソフト実習3
14週
15週 プレゼン・タイピング表彰、関連ビデオ鑑賞
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の工学実験・実習能力電気・電子系分野【実験・実習能力】電気・電子系【実験実習】電圧・電流・電力などの電気諸量の測定が実践できる。3
抵抗・インピーダンスの測定が実践できる。3
オシロスコープを用いて実際の波形観測が実施できる。3
電気・電子系の実験を安全に行うための基本知識を習得する。3
直流回路論における諸定理について実験を通して理解する。3
交流回路論における諸現象について実験を通して理解する。3
過渡現象について実験を通して理解する。3
半導体素子の電気的特性の測定法を習得し、実験を通して理解する。3
増幅回路等(トランジスタ、オペアンプ)の動作に関する実験結果を考察できる。3
論理回路の動作について実験結果を考察できる。3

評価割合

小テスト発表相互評価態度・提出物ポートフォリオその他合計
総合評価割合20008000100
基礎的能力2000400060
専門的能力000400040
分野横断的能力0000000