電子基礎実習

科目基礎情報

学校 新居浜工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 電子基礎実習
科目番号 130105 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1.5
開設学科 電子制御工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 1.5
教科書/教材 新居浜高専PICマイコン学習キットVer.3完全ガイド (技術評論社)
新居浜高専PICマイコン学習キットVer.3 (ACアダプタ付)
担当教員 松友 真哉,松木 剛志

到達目標

1. ハンダ付けの仕方について体得すること。
2. 電子部品についての知識を身につけること。
3. 電子工作の手順を体得すること。
4. マイコンのプログラミング方法を体得すること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1ハンダ付けの原理を理解してハンダ付けができる。ハンダ付けができる。ハンダ付けができない。
評価項目2電子部品について電子回路の製作に必要な知識が身についている。電子部品について知識が身についている。電子部品について知識が身についていない。
評価項目3電子工作の手順を理解して作業ができる。電子工作の作業ができる。電子工作の作業ができない。
評価項目4プログラムを理解した上でマイコンに書込み実行できる。プログラムをマイコンに書込み実行できる。プログラムをマイコンに書き込むことができない。

学科の到達目標項目との関係

専門知識 (B) 説明 閉じる
問題解決能力 (C) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
電気回路・電子回路を自分の手で組立てて、それがうまく動作した時の喜びと、電気の働きの不思議さを体験することを通じて、電子工学に興味を持たせ、専門科目、自然科学系科目への学習意欲を高めさせる。
エレクトロニクス技術に対する関心と興味および電子工作の基本的技術を身に付けることを目標とする。
授業の進め方・方法:
電気基礎演習と週交代で実施するので、忘れ物の無いようにすること。
注意点:
電気基礎演習と週交代で実施するので、忘れ物の無いようにすること電子工学に興味を抱くキッカケをつかんでもらうことが目的なので、製作を通して、おもしろさを発見して欲しい。どうしてこんな動作ができるのか、という不思議に目を向けて欲しい。

本科目の区分

Webシラバスと本校履修要覧の科目区分では表記が異なるので注意すること。
 本科目は履修要覧(p.9)に記載する「①必修科目」である。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーションとはんだ付けの練習 1,2,3
2週 ちかちかダイオード 1,2,3
3週 2進数の数え方 1,2,3
4週 電子ピアノ・タッチアラーム・電子すず虫 1,2,3
5週 イリュージョンライト・キャンドルライト 1,2,3
6週 ミニテルミン・目覚まし鳥・音スイッチ 1,2,3
7週 A/D 変換・RC サーボ・タイマー・時計 1,2,3
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週 マイコンのプログラミング実習(1) 4
2週 マイコンのプログラミング実習(2) 4
3週 マイコンのプログラミング実習(3) 4
4週 マイコンのプログラミング実習(4) 4
5週 マイコンのプログラミング実習(5) 4
6週 マイコンのプログラミング実習(6) 4
7週 マイコンのプログラミング実習(7) 4
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の工学実験・実習能力電気・電子系分野【実験・実習能力】電気・電子系【実験実習】電気・電子系の実験を安全に行うための基本知識を習得する。3前1
ディジタルICの使用方法を習得する。2後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00000100100
基礎的能力00000100100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000