電気基礎2

科目基礎情報

学校 新居浜工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 電気基礎2
科目番号 130201 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子制御工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 前期:1 後期:1
教科書/教材 片岡 昭雄監修:電気基礎1;実教出版/ 実教出版部著:基本式の理解と活用 電気基礎
担当教員 松友 真哉

到達目標

1. 電界と磁界に関する諸現象について理解ができていること
2. 電界と磁界の性質を表す基礎的な法則が理解できていること

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
電界と磁界に関する諸現象について理解ができていること電界と磁界に関する諸現象について理解ができ数学的にも説明できる電界と磁界に関する諸現象について理解ができ説明できる電流と磁界に関する諸現象がどのようなものか分からない
電界と磁界の性質を表す基礎的な法則が理解できていること電界と磁界の性質を表す基礎的な法則が理解でき、計算できる電界と磁界の性質を表す基礎的な法則が理解できている電界と磁界の性質を表す基礎的な法則が理解できていない

学科の到達目標項目との関係

専門知識 (B) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
電界や磁界の性質は、電気・電子・情報系分野の基礎となる。なぜ、電磁界の性質を利用した技術がこれほどまでに発展するに至ったか、そのことを考えながら受講してもらいたい。
授業の進め方・方法:
板書による講義形式とアクティブラーニングを併用して行う。
注意点:
クラスを半分に別けており、隔週で受講することになるが、継続的な学習を心掛けること。

本科目の区分

Webシラバスと本校履修要覧の科目区分では表記が異なるので注意すること。
 本科目は履修要覧(p.9)に記載する「④選択科目」である。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス(電界と磁界とは) 1,2
2週 電流と磁界 1,2
3週 磁界中の電流に働く力 1,2
4週 磁性体と磁気回路 1,2
5週 電磁誘導 1,2
6週 演習問題とまとめ(1) 1,2
7週 演習問題とまとめ(2) 1,2
8週 中間試験 1,2
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週 静電現象 1,2
2週 電荷と電界 1,2
3週 電界と電位 1,2
4週 静電容量とコンデンサ 1,2
5週 誘電体とコンデンサ 1,2
6週 演習問題とまとめ(1) 1,2
7週 演習問題とまとめ(2) 1,2
8週 学年末試験 1,2
4thQ
9週 試験返却・まとめ 1,2
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力自然科学物理電気電場・電位について説明できる。4前1,後3
クーロンの法則が説明できる。4前2,後2
クーロンの法則から、点電荷の間にはたらく静電気力を求めることができる。4後2
専門的能力分野別の専門工学電気・電子系分野電磁気電荷及びクーロンの法則を説明でき、点電荷に働く力等を計算できる。4前2,後2
静電容量を説明でき、平行平板コンデンサ等の静電容量を計算できる。4後4
コンデンサの直列接続、並列接続を説明し、その合成静電容量を計算できる。4後6
静電エネルギーを説明できる。4後7
電磁誘導を説明でき、誘導起電力を計算できる。4前5

評価割合

試験課題合計
総合評価割合8020100
基礎的能力000
専門的能力8020100
分野横断的能力000