電気電子実験1

科目基礎情報

学校 新居浜工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 電気電子実験1
科目番号 130207 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子制御工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 電気電子実験1テキスト 新居浜高専・電子制御工学科編集
担当教員 福田 京也,眞鍋 知久

到達目標

1. 基本的な電気・電子実験器具が使える
2. 分りやすい実験報告書が作成できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1実験器具の使用法、電気電子部品の基本的特性を理解し、正しく使用することができる電気・電子実験器具を正しく使用することができる電気・電子実験器具を正しく使用することができない
評価項目2実験結果を客観的に整理・分析し、他者に分りやすい実験報告書を作成することができる実験結果とそれに対する検討を実験報告書にまとめることができる実験結果とそれに対する検討を実験報告書にまとめることができない

学科の到達目標項目との関係

専門知識 (B) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
電気基礎で学んだ電気・磁気に関する基礎的な現象を実際に観測し、実験を通して理解を深めると共に、基本的な電気・電子実験器具の使い方および実験報告書の作成法をマスターする。
授業の進め方・方法:
クラスを半分に分けて、少人数(2~3人)で一つの班を作り、隔週で実験実習を行う。
注意点:
実験には必ず参加し、班員と協力して進めること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス(実験の進め方、報告書の書き方) 1,2
2週 電流計・電圧計を使った抵抗測定 1,2
3週 電流計・電圧計を使った抵抗測定 1,2
4週 電圧降下法による抵抗の測定 1,2
5週 電圧降下法による抵抗の測定 1,2
6週 レポートの自己添削 1,2
7週 レポートの自己添削 1,2
8週 オシロスコープの使い方実習 1,2
2ndQ
9週 オシロスコープの使い方実習 1,2
10週 交流に対するコイルの働き(1) 1,2
11週 交流に対するコイルの働き(1) 1,2
12週 交流に対するコイルの働き(2) 1,2
13週 交流に対するコイルの働き(2) 1,2
14週 装置使い方実習 1,2
15週 装置使い方実習 1,2
16週
後期
3rdQ
1週 装置使い方理解度確認試験 1,2
2週 装置使い方理解度確認試験 1,2
3週 整流回路 1,2
4週 整流回路 1,2
5週 交流に対するコンデンサの働き(1) 1,2
6週 交流に対するコンデンサの働き(1) 1,2
7週 交流に対するコンデンサの働き(2) 1,2
8週 交流に対するコンデンサの働き(2) 1,2
4thQ
9週 電磁力 1,2
10週 電磁力 1,2
11週 乾電池の内部抵抗の測定 1,2
12週 乾電池の内部抵抗の測定 1,2
13週 実験内容理解度確認試験 1,2
14週 実験内容理解度確認試験 1,2
15週 試験返却・解説 1,2
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の工学実験・実習能力電気・電子系分野【実験・実習能力】電気・電子系【実験実習】電圧・電流・電力などの電気諸量の測定が実践できる。4
抵抗・インピーダンスの測定が実践できる。4
オシロスコープを用いて実際の波形観測が実施できる。4
電気・電子系の実験を安全に行うための基本知識を習得する。4
直流回路論における諸定理について実験を通して理解する。4
交流回路論における諸現象について実験を通して理解する。4
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能相手の意見を聞き、自分の意見を伝えることで、円滑なコミュニケーションを図ることができる。3
相手を理解した上で、説明の方法を工夫しながら、自分の意見や考えをわかりやすく伝え、十分な理解を得ている。3
集団において、集団の意見を聞き、自分の意見も述べ、目的のために合意形成ができる。3
目的達成のために、考えられる提案の中からベターなものを選び合意形成の上で実現していくことができ、さらに、合意形成のための支援ができる。3
ICTやICTツール、文書等を基礎的な情報収集や情報発信に活用できる。3
ICTやICTツール、文書等を自らの専門分野において情報収集や情報発信に活用できる。3

評価割合

試験実験報告書相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合305002000100
基礎的能力0000000
専門的能力305002000100
分野横断的能力0000000