インターンシップB

科目基礎情報

学校 新居浜工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 インターンシップB
科目番号 130420 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子制御工学科 対象学年 4
開設期 集中 週時間数
教科書/教材 インターンシップ実施要領(プリント)
担当教員 松友 真哉

到達目標

1.事前学習や、これまでに高専の授業で学んだ知識や実験技術が、企業や大学等、校外でどのように利用されているかを体験し、今後の学習や卒業後において何が重要であるか考察できること。
2.安全や環境に対する意識を高め、技術者としてのモラルや責任感、チームワークを支える意思伝達能力、社会人としての挨拶、マナーの重要性を認識すること。
3.実習内容や、そこでの社会的経験を報告書として取纏め、これを発表でき、その際の質疑に適切に応答できること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1事前学習や、これまでに高専の授業で学んだ知識や実験技術が、企業や大学等、校外でどのように利用されているかを体験し、今後の学習や卒業後において何が重要であるか考察し、その意義を説明できる。事前学習や、これまでに高専の授業で学んだ知識や実験技術が、企業や大学等、校外でどのように利用されているかを体験し、今後の学習や卒業後において何が重要であるか考察できる。事前学習や、これまでに高専の授業で学んだ知識や実験技術が、企業や大学等、校外でどのように利用されているかを体験し、今後の学習や卒業後において何が重要であるか考察できるが、その意義を説明できない。
評価項目2安全や環境に対する意識を高め、技術者としてのモラルや責任感、チームワークを支える意思伝達能力、社会人としての挨拶、マナーの重要性を認識し、その意義を説明できる。安全や環境に対する意識を高め、技術者としてのモラルや責任感、チームワークを支える意思伝達能力、社会人としての挨拶、マナーの重要性を認識している。安全や環境に対する意識を高め、技術者としてのモラルや責任感、チームワークを支える意思伝達能力、社会人としての挨拶、マナーの重要性を認識しているが、その意義を説明できない。
評価項目3実習内容や、そこでの社会的経験を報告書として取纏め、これを発表でき、その際の質疑に適切に応答し、その意義を説明できる。実習内容や、そこでの社会的経験を報告書として取纏め、これを発表でき、その際の質疑に適切に応答できる。実習内容や、そこでの社会的経験を報告書として取纏め、これを発表できるが、その際の質疑に適切に応答できない。

学科の到達目標項目との関係

教養 (D) 説明 閉じる
コミュニケーション能力 (E) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
学外で実習する体験を通して、組織の一員としてのマナーや個人としての責任感を修得させ、技術者としての倫理観の重要性を認識させることを目標とする。
学外の工場、公的事務所、研究所、大学研究室などで実習を経験する。 原則として夏季休業中、連続する2週間以上実施する。終了後は受け入れ先の指導責任者の証明書を得るとともに報告書を作成して提出する。校内で発表会を実施する。
授業の進め方・方法:
学外の工場、公的事務所、研究所、大学研究室などで実習を経験する。
原則として夏季休業中、連続する2週間以上実施する。
終了後は受け入れ先の指導責任者の証明書を得るとともに、報告書を作成する。
注意点:
受入先の指示に従い、学生として良識のある行動をとること。 学校で習う知識と広い意味での現場での実際の違いをいろいろな角度から感じて欲しい。また、それをばねにして今後の勉学に励んで欲しい。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力専門的能力の実質化インターンシップインターンシップ企業等における技術者の実務を理解できる。3
企業人としての責任ある仕事の進め方を理解できる。3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを理解できる。3
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができ、それを高めようと努力する姿勢をとることができる。3
コミュニケーション能力や主体性等の「技術者が備えるべき能力」の必要性を理解できる。3
実際の企業人等との仕事を通して自身のキャリアデザインを明確化することができる。3
実務体験を企業や職種とのマッチングの場として考えて積極的な行動ができる。3
共同教育共同教育クライアント(企業及び社会)の要求に適合するシステムやプロセスを開発することができる。3
企画立案から実行するまでのプロセスを持続可能性の実現性を配慮して実行することができる。3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識・教養が、企業及び社会でどのように活用されているかを理解し、技術・応用サービスの実施ができる。3
地域や企業の現実の問題を踏まえ、その課題を明確化し、解決することができる。3
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などの必要性を理解できる。3
技術者として、生きる喜びや誇りを実感し、知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践創造的な活動を楽しむことを理解できる。3
技術者として、社会に対して有益な価値を提供するために存在し、社会の期待に十分応えられてこそ、存在の価値のあることを理解できる。3
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性身内の中で、周囲の状況を改善すべく、自身の能力を発揮できる。 3
集団の中で、自身の能力を発揮して、組織の勢いを向上できる。3
日常生活の時間管理、健康管理、金銭管理などができる。常に良い状態を維持するための努力を怠らない。3
ストレスやプレッシャーに対し、自分自身をよく知り、解決を試みる行動をとることができる。日常生活の管理ができるとともに、目標達成のために対処することができる。3
学生であっても社会全体を構成している一員としての意識を持って、行動することができる。3
市民として社会の一員であることを理解し、社会に大きなマイナス影響を及ぼす行為を戒める。人間性・教養、モラルなど、社会的・地球的観点から物事を考えることができる。3
チームワークの必要性・ルール・マナーを理解し、自分の感情の抑制、コントロールをし、他者の意見を尊重し、適切なコミュニケーションを持つとともに、当事者意識を持ち協調して共同作業・研究をすすめることができる。3
組織やチームの目標や役割を理解し、他者の意見を尊重しながら、適切なコミュニケーションを持つとともに、成果をあげるために役割を超えた行動をとるなど、柔軟性を持った行動をとることができる。3
先にたって行動の模範を示すことができる。口頭などで説明し、他者に対し適切な協調行動を促し、共同作業・研究をすすめことができる。3
目指すべき方向性を示し、先に立って行動の模範を示すことで他者に適切な協調行動を促し、共同作業・研究において、系統的に成果を生み出すことができる。リーダーシップを発揮するために、常に情報収集や相談を怠らず自身の判断力をも磨くことができる。3
法令を理解し遵守する。基本的人権について理解し、他者のおかれている状況を理解することができる。自分が関係している技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を理解し、技術者が社会に負っている責任を認識している。3
法令を理解し遵守する。研究などで使用する、他者のおかれている状況を理解できる。自分が関係している技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を理解し、技術者が社会に負っている責任を認識し、身近で起こる関連した情報や見解の収集に努めるなど、技術の成果が社会に受け入れられるよう行動できる。3
未来の多くの可能性から技術の発展と持続的社会の在り方を理解し、自らのキャリアを考えることができる。3
技術の発展と持続的社会の在り方に関する知識を有し、未来社会を考察することができるとともに、技術の創造や自らのキャリアをデザインすることが考慮できる。3
総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。3
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。3
クライアントの要求を解決するための設計解を作り出すプロセス理解し、設計解を創案できる。さらに、創案した設計解が要求を解決するものであるかを評価しなければならないことを理解する。3
クライアントの要求を解決するための設計解を作り出すプロセスを理解し、設計解を創案できる。さらに、創案した設計解が要求を解決するものであるかを評価しデザインすることができる。3

評価割合

受入れ機関の評価発表報告書態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合602020000100
基礎的能力602020000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000