・福祉機器の場合、解決すべきニーズが、購入者(経営者)・操作者(介護者)・身体接触等当事者(患者)の3つの立場において相反する場合がある。それらを踏まえて製品開発するうえで、実際に「使ってもらえる製品」とは何か、を理解し説明できること
・人間の特性(人間工学)を知り、今後の開発等に適応できることを説明できること
・モノの形状や作業環境によって人体に及ぼす影響が異なることを理解し、説明できること
概要:
福祉技術の役割と課題を理解し、それぞれの専門知識が福祉現場(障がい・高齢者)における実際の活用について学ぶ。
特に、当事者と会話し、特性に対する不便などの課題を理解し、アクティブラーニングによる他分野の知識の収得を図る。
授業の進め方・方法:
授業は講義とグループ討論を並行して進め、テストとレポート課題を課し、理解の程度を確認する。
注意点:
議論の中で、広い視野を慣用することができるので、積極的に議論に参加すること
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる | 2 | |
複数の情報を整理・構造化できる。 | 2 | |
態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。 | 3 | |
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。 | 3 | |
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。 | 3 | |
法令やルールを遵守した行動をとれる。 | 3 | |
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。 | 3 | |
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。 | 3 | |
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。 | 2 | |
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。 | 2 | |
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。 | 2 | |
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。 | 3 | |
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。 | 3 | |
総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。 | 3 | |