国語1

科目基礎情報

学校 新居浜工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 国語1
科目番号 101111 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 生物応用化学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 「高等学校 現代の国語」(第一学習社)/「国語便覧」(大修館書店)、「ジャンプアップ高校漢字問題集[改訂版]」 (東京書籍)
担当教員 沼田 真里

到達目標

1.現代文の評論を読み、基本的な読解力を身につけ、他者との関わりの中で伝え合う力を高め、自分の思いや考えを表現できる。
2.現代文の文学作品の内容を理解し、深く共感したり想像する力を伸ばし、自分の感想を口頭や文章で表現できる。
3.実社会に必要な国語の知識や技能を身に付ける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1内容を理解し、自分の考えを表現できる。内容を理解できる。内容を理解できない。
評価項目2内容を理解し、自分の感想を表現できる。内容を理解できる。内容を理解できない。
評価項目3正しい日本語表現を用いて、自分らしい感想文や作文が書ける。感想文や作文が書ける。感想文や作文が書けない。

学科の到達目標項目との関係

教養 (D) 説明 閉じる
コミュニケーション能力 (E) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
さまざまな現代の優れた文章(評論、文学作品)を読み、基本的な読解力を身につけ、自分の考えや感想をもち、発表する力を養い、さらに書く力(表現力)をも養う。国語を通じて、多彩な文章表現に触れることで豊かな感性を育み、文学作品への親しみや読書への親しみを育てる。
授業の進め方・方法:
予習として本文に目を通しておこう。国語はあらゆる学問の基礎となるものであることを自覚し、読解力や表現力の向上に努めよう。アクティブラーニングを取り入れた発表形式の授業やグループワークの際には、他の学生とコミュニケーションをはかり、積極的に参加すること。夏休みには読書感想文を課すので、日頃から本への関心をもつことが望ましい。
注意点:
ノートは必ずとろう。
平常点になる漢字テストや提出物はしっかりと取り組み、提出してください。

本科目の区分

Webシラバスと本校履修要覧の科目区分では表記が異なるので注意すること。
本科目は履修要覧(p.9)に記載する「④選択科目」である。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
2週 評論1「生きもの」として生きる 1.3
3週 評論1「生きもの」として生きる 1.3
4週 評論2「本当の自分」幻想 1.3
5週 評論2「本当の自分」幻想 1.3
6週 評論2「本当の自分」幻想 1.3
7週 中間試験
8週 試験返却
小説1 「羅生門」
2ndQ
9週 小説1 「羅生門」 2.3
10週 小説1 「羅生門」 2.3
11週 小説1 「羅生門」 2.3
12週 小説3「水の東西」 2.3
13週 評論3「水の東西」
1.3
14週 評論3「水の東西」
1.3
15週 前期末試験 1.3
16週 試験返却
評論4「ものとことば」
後期
3rdQ
1週 評論4「ものとことば」
1,3
2週 評論4「ものとことば」
1,3
3週 評論4「ものとことば」 1,3
4週 評論5「無彩の色」
1,3
5週 評論5「無彩の色」
1,3
6週 評論5「無彩の色」
1,3
7週 中間試験
8週 試験返却
評論6「『文化』としての科学」
4thQ
9週 評論6「『文化』としての科学」
1,3
10週 評論6「『文化』としての科学」
1,3
11週 評論6「『文化』としての科学」
1,3
12週 小説2「夢十夜」
2,3
13週 小説2「夢十夜」
2,3
14週 小説2「夢十夜」
2,3
15週 学年末試験 2,3
16週 試験返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。3
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。3
文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。3
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。3
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。3
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。3
専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。3
実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。3
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。3
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。3
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。3
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。3
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。3
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。3
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。3
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3
他者の意見を聞き合意形成することができる。3
合意形成のために会話を成立させることができる。3
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。3
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。3
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。3
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。3
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。3
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる3
複数の情報を整理・構造化できる。3
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。3
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。3
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。3
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。3
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。3
事実をもとに論理や考察を展開できる。3
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ課題合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力80000020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000