コンピュータサイエンス

科目基礎情報

学校 新居浜工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 コンピュータサイエンス
科目番号 140201 科目区分 専門 /  
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 生物応用化学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 情報処理入門スタンダード版 (プロデュース)
担当教員 勝浦 創

到達目標

1.情報化社会を支える技術について基本的な部分を理解すること
2.問題解決にコンピュータが利用できることを理解すること
3.知的財産権法の中で著作権、商標権、意匠権の「考え方」について理解し、モラルを守ること
4.情報を収集しそれらを適切にアウトプットする手段としてのプレゼンテーションについて理解すること
5.表計算ソフトの基本的な使用法を理解すること
6.プログラミングの基本的な考え方を理解すること

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1情報化社会を支える技術について基本的な部分を理解し、自分の言葉で説明できる。情報化社会を支える技術について基本的な部分を理解する。情報化社会を支える技術について基本的な部分を理解できない。
評価項目2問題解決にコンピュータが利用できることを理解し、実行できる。問題解決にコンピュータが利用できることを理解する。問題解決にコンピュータが利用できることを理解できない。
評価項目3知的財産権法の中で著作権、商標権、意匠権の「考え方」について理解し、モラルを守ることができる。知的財産権法の中で著作権、商標権、意匠権の「考え方」について理解し、モラルを守ることができる。知的財産権法の中で著作権、商標権、意匠権の「考え方」について理解し、モラルを守ることができない。
評価項目4情報を収集しそれらを適切にアウトプットする手段としてのプレゼンテーションについて理解し、実行できる。情報を収集しそれらを適切にアウトプットする手段としてのプレゼンテーションについて理解きる。情報を収集しそれらを適切にアウトプットする手段としてのプレゼンテーションについて理解できない。
評価項目5表計算ソフトの基本的な使用法を理解でき、実験等のデータ処理に利用できる。表計算ソフトの基本的な使用法を理解できる。表計算ソフトの基本的な使用法を理解できない。
評価項目6プログラミングの基本的な考え方を理解でき、実際に簡単なプログラミングができる。プログラミングの基本的な考え方を理解できる。プログラミングの基本的な考え方を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

専門知識 (B) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
情報化社会に生きるために、情報の科学的な理解や情報化社会に参画する態度を養うことを目的とする。
事前学習:演習室のコンピュータを使って積極的に使い方に慣れておいてください。
関連科目:前期は主にグループ科学実験、創造化学実験、プレゼンテーション技法、卒業研究、後期は主に、実験および卒業研究のデータ処理に活用し、知的財産権については、情報リテラシーの知識を習得しておくことが重要である。
授業の進め方・方法:
授業中の演習として、発表内容、発表資料、課題演習を実施する。これら実施内容を定期試験で確認する。
注意点:
データ処理とプレゼンテーションはこれからの高度情報化社会を生きるための基礎となります。真剣に取り組んでください。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 問題解決の方法論 1,2
2週 プレゼンテーションに関する講義 1,4
3週 グループ毎の新製品開発案の作成 3,4
4週 グループ毎の新製品開発のための企画書づくり1 3,4
5週 グループ毎の新製品開発のための企画書づくり2 3,4
6週 情報通信ネットワーク 1
7週 PowerPointによるプレゼン作成1 4
8週 PowerPointによるプレゼン作成2 4
2ndQ
9週 PowerPointによるプレゼン作成3 4
10週 各グループ毎の新製品のプレゼン1 4
11週 各グループ毎の新製品のプレゼン2 4
12週 各グループ毎の新製品のプレゼン3 4
13週 Excel演習1 5
14週 Excel演習2 5
15週 Excel演習3 5
16週 前期末試験
後期
3rdQ
1週 Excel演習4 5
2週 Excel演習5 5
3週 Excel演習6 5
4週 Excel演習7 5
5週 Excel演習8 5
6週 特許電子図書館の利用に関する講義(初心者検索演習) 3
7週 検索結果をまとめ、そのプレゼン資料作成 4
8週 検索結果についてプレゼン発表1 4
4thQ
9週 検索結果についてプレゼン発表2 4
10週 Excelマクロ(VBA)演習1 5,6
11週 Excelマクロ(VBA)演習2 5,6
12週 Excelマクロ(VBA)演習3 5,6
13週 Excelマクロ(VBA)演習4 5,6
14週 Excelマクロ(VBA)演習5 5,6
15週 Excelマクロ(VBA)演習6 5,6
16週 学年末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。3
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。3
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。3
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。3
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。3
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。3
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。3
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。3
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。3
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。3

評価割合

試験発表課題演習態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合502525000100
基礎的能力0000000
専門的能力0000000
分野横断的能力502525000100