生物応用化学演習2A

科目基礎情報

学校 新居浜工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 生物応用化学演習2A
科目番号 140202 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 生物応用化学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 高専テキストシリーズ 上野健爾 監修 基礎数学、微分積分1、線形代数
担当教員 河村 秀男

到達目標

1.解の公式や判別式を使って2次方程式の問題が解けること
2.関数のグラフの移動と式の変化の関係を説明できること
3.べき関数、分数関数、無理関数、逆関数の計算ができること
4.指数、対数の定義を理解し、指数関数、対数関数の計算ができること
5.平面上のベクトルの定義、基本法則を知り、簡単な作図や計算ができること
6.微分の概念を理解し、簡単な導関数の計算ができること

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1解の公式や判別式を理解し、2次方程式の計算ができる。解の公式や判別式を利用し、 2次方程式の計算ができる。2次方程式の計算ができない。
評価項目2関数のグラフの移動と式の変化の関係を理解し、活用できる。関数のグラフの移動と式の変化の関係が理解できる。関数のグラフの移動と式の変化の関係が理解できない。
評価項目3べき関数、分数関数、無理関数、逆関数の定義を理解し、計算ができる。べき関数、分数関数、無理関数、逆関数の計算ができる。べき関数、分数関数、無理関数、逆関数が理解できない。
評価項目4指数、対数の定義を理解し、指数関数、対数関数の計算ができる指数関数、対数関数の計算ができる。指数関数、対数関数が理解できない。
評価項目5平面上のベクトルの定義、基本法則を知り、作図や計算ができる。平面上のベクトルの作図や計算ができる。平面上のベクトルの作図や計算ができない。
評価項目6微分の概念を理解し、導関数の計算ができる。導関数の計算ができる。導関数の計算ができない。

学科の到達目標項目との関係

工学基礎知識 (A) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
数学A-1、B-1および数学A-2、B-2で学習した内容について、演習問題を繰り返し解くことを通して、数学基礎の理解を深める。
授業の進め方・方法:
解説と小テストを週ごとに交互に実施する。解説の週は次回の小テストの範囲の説明と簡単な演習を行う。小テストの週は、前半で小テストを行い、後半でその解答と重要項目の解説を行う。
注意点:
数学は生物応用化学の専門科目を学ぶ上で必要なだけでなく、技術者として身につけておくべき重要な基礎科目です。この演習科目は、数学A-2、B-2 で学習する内容の習熟度を上げることと自学自習する習慣を継続的に身につけるために位置付けている科目です。  

本科目の区分

Webシラバスと本校履修要覧の科目区分では表記が異なるので注意すること。本科目は履修要覧(p.9)に記載する「④選択科目」である。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス、2次方程式の解、判別式(解説・演習) 1
2週 2次方程式の解、判別式(小テスト) 1
3週 関数、平行移動、対称移動(解説・演習) 2
4週 関数、平行移動、対称移動(小テスト) 2
5週 べき関数、分数関数、無理関数、逆関数(解説・演習) 3
6週 べき関数、分数関数、無理関数、逆関数(小テスト) 3
7週 中間試験 1,2,3
8週 中間試験の返却、解答と解説  1,2,3
2ndQ
9週 指数・対数、指数関数・対数関数(解説・演習) 4
10週 指数・対数、指数関数・対数関数(小テスト) 4
11週 ベクトル、ベクトルの演算(解説・演習) 5
12週 ベクトル、ベクトルの演算(小テスト) 5
13週 関数の極限値、微分係数・導関数、導関数の計算(解説・演習) 6
14週 関数の極限値、微分係数・導関数、導関数の計算(小テスト) 6
15週 期末試験 4,5,6
16週 期末試験返却、復習  4,5,6

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力数学数学数学解の公式等を利用して、2次方程式を解くことができる。3前1,前2
2次関数の性質を理解し、グラフをかくことができ、最大値・最小値を求めることができる。3前3,前4
分数関数や無理関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。3前5,前6
簡単な場合について、関数の逆関数を求め、そのグラフをかくことができる。3前5,前6
累乗根の意味を理解し、指数法則を拡張し、計算に利用することができる。3前9,前10
指数関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。3前9,前10
指数関数を含む簡単な方程式を解くことができる。3前9,前10
対数の意味を理解し、対数を利用した計算ができる。3前9,前10
対数関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。3前9,前10
対数関数を含む簡単な方程式を解くことができる。3前9,前10
ベクトルの定義を理解し、ベクトルの基本的な計算(和・差・定数倍)ができ、大きさを求めることができる。3前11,前12
平面および空間ベクトルの成分表示ができ、成分表示を利用して簡単な計算ができる。3前11,前12
問題を解くために、ベクトルの平行・垂直条件を利用することができる。3前11,前12
空間内の直線・平面・球の方程式を求めることができる(必要に応じてベクトル方程式も扱う)。3前11,前12
簡単な場合について、関数の極限を求めることができる。3前13,前14
微分係数の意味や、導関数の定義を理解し、導関数を求めることができる。3前13,前14
積・商の導関数の公式を用いて、導関数を求めることがができる。3前13,前14
合成関数の導関数を求めることができる。3前13,前14

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他小テスト合計
総合評価割合700000030100
基礎的能力700000030100
専門的能力00000000
分野横断的能力00000000