基礎生物学2

科目基礎情報

学校 新居浜工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 基礎生物学2
科目番号 140204 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 生物応用化学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 生物基礎 浅島誠 他著(東京書籍)、生物 浅島誠 他著(東京書籍)、生物図録 視覚でとらえるフォトサイエンス(数研出版)
担当教員 冨岡 寛治

到達目標

1.動物の刺激の受容と反応について簡単に説明できる。
2.植物の環境応答について簡単に説明できる。
3.植生とバイオームについて簡単に説明できる。
4.生態系の保全について簡単に説明できる。
5.生物の種内・種間関係について簡単に説明できる。
6.生物多様性について簡単に説明できる。
7.生物の進化と変遷について簡単に説明できる。
8.進化のしくみと生物の系統について簡単に説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1動物の刺激の受容と反応の仕組みを理解し、正確に説明ができる動物の刺激の受容と反応について簡単に説明できる動物の刺激の受容と反応につい説明できない
評価項目2植物の環境応答について理解し、正確に説明ができる植物の環境応答の概要を説明できる植物の環境応答について説明できない
評価項目3植生の遷移の仕組みバイオームの成因を理解し、具体的に正確に説明できる植生とバイオームについて簡単に説明できる植生とバイオームについて説明できない
評価項目4生態系の保全の意義を具体的な事例を基に説明できる生態系の保全について簡単に説明できる生態系の保全について説明できない
評価項目5個体群の変動の仕組み、種間関係や種内関係について、具体例を挙げて説明できる生物の種内・種間関係について簡単に説明できる生物の種内・種間関係について説明できない
評価項目6多様性の保全の意味や重要性を理解し、正確に説明できる生物多様性について簡単に説明できる生物多様性について説明できない
評価項目7生物の変遷と環境変化との関連を理解し、生物の進化を説明できる生物の進化と変遷について簡単に説明できる生物の進化と変遷について説明できない
評価項目8生物進化が突然変異、自然選択等によることを理解し、生物はその系統に基づいて分類できることを説明できる進化のしくみと生物の系統について簡単に説明できる進化のしくみと生物の系統について説明できない

学科の到達目標項目との関係

専門知識 (B) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
現在、生物学に関する領域は非常に広くなってきており、特にバイオテクノロジーを用いる考え方は一般化してきている。今後の学習、進学、就職において必要となる。
授業の進め方・方法:
基本的に講義形式により授業を行い、定期試験、レポート、授業態度で評価する。
注意点:
暗記科目でなく、自身の感受性を高め、基礎生物学1 で学んだ知識をもとにして、有機合成化学、化学工学など現在産業界で利用されている生物を応用する化学についての基礎も学んで欲しい。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 動物の刺激の受容と反応(1) 1
2週 動物の刺激の受容と反応(2) 1
3週 動物の刺激の受容と反応(3) 1
4週 植物の環境応答(1) 2,3
5週 植物の環境応答(2) 2,3
6週 生物の多様性と生態系 4
7週 生態系とその保全 4
8週 中間試験
2ndQ
9週 個体群と生物群集 5
10週 生態系の物質生産とエネルギーの流れ 5
11週 生態系と生物多様性 6
12週 生態系と人間 6
13週 生命の起源と生物の変遷 7
14週 進化のしくみ 8
15週 生物の系統 8
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度&レポートポートフォリオその他合計
総合評価割合80002000100
基礎的能力80002000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000