生物応用化学演習3

科目基礎情報

学校 新居浜工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 生物応用化学演習3
科目番号 140302 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 生物応用化学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 これでわかる化学  矢野潤他編著  (三共出版)
担当教員 橋本 千尋

到達目標

1.元素の周期律と周期表の概要を説明できる
2.物質の状態についてその概要を説明できる
3.物質の性質についてその概要を説明できる
4.物質の変化(化学変化、酸化還元など)についてその概要を説明できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1元素の周期律と周期表の概要を理解し、正確に説明できる元素の周期律と周期表の概要を説明できる元素の周期律と周期表の概要を説明できない
評価項目2物質の状態についてその概要を理解し、正確に説明できる物質の状態についてその概要を説明できる物質の状態についてその概要を説明できない
評価項目3物質の性質についてその概要を理解し、正確に説明できる物質の性質についてその概要を説明できる物質の性質についてその概要を説明できない
評価項目4物質の変化(化学変化、酸化還元など)についてその概要を理解し、正確に説明できる物質の変化(化学変化、酸化還元など)についてその概要を説明できる物質の変化(化学変化、酸化還元など)についてその概要を説明できない

学科の到達目標項目との関係

専門知識 (B) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
生物応用化学演習2Bに引き続き、第1学年で学習した化学1および基礎生物学と、第2学年で学習した化学2の内容について演習問題を通して理解を深め、第3学年以降の専門科目の学習に必要な基礎知識を身に付ける。
授業の進め方・方法:
授業では、事前に与えた課題を提出し、解説を行う。また、小テストにより内容をその都度、確認するとともに、定期試験でも理解度を確認する。
注意点:
第3学年以降の生物応用化学に関する専門科目(化学コースおよび生物コース)では、この授業で扱う化学の基礎知識とその知識の使い方を必要とします。そのために、繰り返し基礎的な問題を考えて解くことにより、しっかり身につけてください。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス、元素の周期表について考えてみよう 1
2週 周期表と元素の性質(解説) 1
3週 周期表と元素の性質(小テスト) 1
4週 物質の構造と化学結合、反応式(有機化合物と無機化合物の違いを解説) 1
5週 物質の構造と化学結合、反応式(小テスト) 1
6週 物質の状態について:気体、液体、固体の性質(解説) 1,2
7週 物質の状態について:気体、液体、固体の性質(小テスト) 1,2
8週 中間試験
2ndQ
9週 溶液の性質について:溶解度、浸透圧およびコロイド溶液(解説) 1,2,3
10週 溶液の性質について:溶解度、浸透圧およびコロイド溶液(小テスト) 1,2,3
11週 酸と塩基の反応、酸化還元反応(解説) 1,2,3,4
12週 酸と塩基の反応、酸化還元反応(小テスト) 1,2,3,4
13週 電池について(解説) 1,2,3,4
14週 電気分解と燃料電池について(解説) 1,2,3,4
15週 電池と電気分解について(小テスト) 1,2,3,4
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力自然科学化学(一般)化学(一般)物質を構成する分子・原子が常に運動していることが説明できる。3
物質の三態とその状態変化を説明できる。3
原子の構造(原子核・陽子・中性子・電子)や原子番号、質量数を説明できる。3
イオン結合について説明できる。3
イオン結合性物質の性質を説明できる。3
共有結合について説明できる。3
構造式や電子式により分子を書き表すことができる。3
金属の性質を説明できる。3
電離について説明でき、電解質と非電解質の区別ができる。3
質量パーセント濃度の説明ができ、質量パーセント濃度の計算ができる。3
モル濃度の説明ができ、モル濃度の計算ができる。3
酸・塩基の定義(ブレンステッドまで)を説明できる。3
酸・塩基の化学式から酸・塩基の価数をつけることができる。3
電離度から酸・塩基の強弱を説明できる。3
ダニエル電池についてその反応を説明できる。3
電気分解反応を説明できる。3

評価割合

試験小テスト課題提出物態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合702010000100
基礎的能力702010000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000