| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 原子軌道、分子軌道の概念を理解し、混成軌道の電子状態と構造をそれぞれ書けること。 | 混成軌道の電子状態と構造を書けるが、原子軌道、分子軌道の概念と結び付けられない。 | 原子軌道、分子軌道の概念を理解していない。 |
評価項目2 | 代表的な有機化合物について、混成軌道の概念に基づき、分子構造を立体的に表現できる。 | 代表的な有機化合物の分子構造を立体的に表現できるが、混成軌道の概念と結び付けられない。 | 代表的な有機化合物の分子構造を立体的に表現できない。 |
評価項目3 | 反応のエネルギー障壁と反応中のエネルギー変化についての概念を図を使って説明できる。 | 反応のエネルギー図の見方はわかるが、概念と図と結び付けて説明することができない。 | 反応のエネルギー図の見方を理解していない。 |
評価項目4 | 反応機構に使われる各種記号を適切に用いることができる。 | 反応機構に使われる各種記号を知っているが、適切に用いることができない。 | 反応機構に使われる各種記号を知らない。 |
評価項目5 | 求核・求電子試薬および酸・塩基の定義が知り、それぞれのはたらきを例示できる。 | 求核・求電子試薬および酸・塩基の定義は知っているが、具体的例示ができない。 | 求核・求電子試薬および酸・塩基の定義を知らない。 |
評価項目6 | アルカン、アルケン、アルキンについてすべてその特性と反応を関連づけて説明できる。 | アルカン、アルケン、アルキンのいずれかの特性と反応を関連づけて説明できない。 | アルカン、アルケン、アルキンの特性と反応を説明できない。 |
評価項目7 | アルケンの求電子付加反応の機構を説明できる。 | マルコニコフ則を知っているが、その反応の機構についての説明が十分できない。 | マルコニコフ則の定義を理解していない。 |
評価項目8 | 求核置換反応および脱離反応の機構をSN1,SN2,E1,E2の違いをもとに説明できる。 | 求核置換反応および脱離反応の機構の概略はわかるがSN1,SN2およびE1,E2の違いが理解できない。 | 求核置換反応および脱離反応の機構を理解していない。 |
評価項目9 | 誘起・共鳴効果の観点から各種炭素イオンの安定性を考察できる。 | 各種炭素イオンの安定性を評価できるが、誘起・共鳴効果の観点から考察できない。 | 各種炭素イオンの安定性を評価できない。 |