| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 有効数字の計算法を理解し、指定された桁数において数値を求めることができる。数値に異なった表し方で正しい単位をつけることができる。 | 有効数字を考慮して数値計算することができる。数値に正しい単位をつけることができる。 | 有効数字を考慮して数値計算することができない。数値に正しい単位をつけることができない。 |
評価項目2 | クラペイロン‐クラウジウスの式を用いて蒸気圧と沸点、外圧と凝固点の関係を説明でき、これらの数値を計算することができる。 | クラペイロン‐クラウジウスの式を用いて、蒸気圧や沸点を計算することができる。 | クラペイロン‐クラウジウスの式を用いて、蒸気圧や沸点を計算することができない。 |
評価項目3 | ボイルの法則とシャルルの法則にアボガドロの法則を組み合わせることで、気体定数を表すことができる。 | ボイルの法則とシャルルの法則より、理想気体の状態方程式を導くことができる。 | ボイルの法則とシャルルの法則より、理想気体の状態方程式を導くことができない。 |
評価項目4 | 圧力と分子の平均速度の関係式を導き、根平均二乗速度を求めることができる。マクスウェル-ボルツマンの速度分布式を用いて、平均速度、最大速度を求めることができる。 | 気体分子運動論を用いて、圧力と分子の平均速度の関係式を示し、根平均二乗速度を求めることができる。 | 圧力と分子の平均速度の関係から根平均二乗速度を求めることができない。 |
評価項目5 | 理想気体と実在気体の違いを説明できる。ファンデルワールスの状態式を導くことができる。 | 理想気体と実在気体の違いを説明できる。ファンデルワールスの状態式を示すことができる。 | 理想気体と実在気体の違いを説明できない。ファンデルワールスの状態式を示すことができない。 |
評価項目6 | ファンデルワールスの状態式を用いて、臨界圧力、臨界温度、臨界体積を与える式を導くことができる。 | ファンデルワールスの状態式を用いて、臨界圧力、臨界温度、臨界体積を表すことができる。 | ファンデルワールスの状態式を用いて、臨界圧力、臨界温度、臨界体積を表すことができない。 |
評価項目7 | 式によって溶液の濃度をいくつかの方法で表し、計算することができる。 | いくつかの方法で溶液の濃度を計算することができる。 | 混合気体について、ブンゼンの吸収係数を使ってヘンリーの法則より水中での組成を計算することができる。2成分系について、液相線を与える式を示し、図をかくことができる。束一的性質について説明でき、具体例を挙げることができる。 |
評価項目8 | 混合気体について、ブンゼンの吸収係数を使ってヘンリーの法則より水中での組成を計算することができる。2成分系について、液相線と気相線を与える式を導き、図をかくことができる。 | 混合気体について、ブンゼンの吸収係数を使ってヘンリーの法則より水中での組成を計算することができる。2成分系について、液相線を与える式を示し、図をかくことができる。束一的性質について説明でき、具体例を挙げることができる。 | 混合気体について、ブンゼンの吸収係数を使ってヘンリーの法則より水中での組成を計算することができない。2成分系について、液相線を与える式を示すことができない。 |
評価項目9 | 束一的性質と具体例について説明することができる。 | 束一的性質について説明でき、具体例を挙げることができる。 | 束一的性質について説明できず、具体例を挙げることができない。 |
評価項目10 | 液相-液相平衡、固相-液相平衡の相図を示し、説明できる。 | 与えられた液相-液相平衡、固相-液相平衡の相図について、説明できる | 与えられた液相-液相平衡、固相-液相平衡の相図について、説明できない。 |
評価項目11 | 気相反応について、理想気体の状態方程式を用いて圧平衡定数と濃度平衡定数を与える式を導き、平衡定数を求めることができる。 | 与えられた反応について、圧平衡定数と濃度平衡定数を求めることができる。 | 与えられた反応について、圧平衡定数と濃度平衡定数を求めることができない。 |
評価項目12 | 与えられた反応について、ルシャトリエの原理を用いて、濃度、圧力、温度の変化に伴う平衡の移動を説明できる。平衡における組成を計算し、ルシャトリエの原理が成り立つことを示すことができる。 | 与えられた反応について、ルシャトリエの原理を用いて、濃度、圧力、温度の変化に伴う平衡の移動を説明できる。 | 与えられた反応について、ルシャトリエの原理を用いて、濃度、圧力、温度の変化に伴う平衡の移動を説明できない。 |