| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
到達目標1 | 原子量表から物質量(モル数)の計算ができる。元素の周期表の見方を理解し、物質の価数や元素の当量の関連性を理解し、その計算できる。 | 原子量表から物質量(モル数)の計算ができる。元素の周期表から元素の当量が計算できる。 | 原子量表から物質量(モル数)の計算ができない。元素の周期表から元素の当量が計算できない。 |
到達目標2 | モル濃度やモル分率などの濃度計算ができる。密度(比重)を用いて質量%濃度とモル濃度の換算ができる。質量モル濃度の計算もできる。 | モル濃度やモル分率などの濃度計算ができる。 | モル濃度やモル分率などの濃度計算ができない。 |
到達目標3 | 解離定数(K)と電離度(α)と濃度(C)の関係式(Ostwaldの希釈律)が誘導でき、その計算ができる。 | 解離定数(K)と電離度(α)と濃度(C)の関係式を用いて、弱酸・弱塩基の濃度計算ができる。 | 解離定数(K)と電離度(α)と濃度(C)の関係式を用いて、弱酸・弱塩基の濃度計算ができない。 |
到達目標4 | 1価の酸・塩基、また、その塩の水溶液のpHが計算できる。2価以上の酸・塩基・塩の水溶液のpHも計算できる。 | 1価の酸・塩基、また、その塩の水溶液のpHが計算できる。 | 1価の酸・塩基、また、その塩の水溶液のpHが計算できない。 |
到達目標5 | 1価の酸・塩基、また、その塩の水溶液のpHが計算できる。2価以上の酸・塩基・塩の水溶液のpHも計算できる。各種平衡定数(水のイオン積、解離定数、溶解度積など)を理解し、その定数を使った計算ができる。特に、難溶性塩の溶解度に及ぼすpHの影響の説明ができる。 | 各種平衡定数(水のイオン積、解離定数、溶解度積など)を理解し、その定数を使った計算ができる。 | 各種平衡定数(水のイオン積、解離定数、溶解度積など)を理解し、その定数を使った計算ができない。 |
到達目標6 | 酸化数の概念が説明でき、酸化還元滴定の計算ができる。電気分解における陽極・陰極の電極反応式が説明でき、直列・並列の電解槽においてFaradayの法則を用いた計算ができる。 | 酸化数の概念が説明でき、酸化還元滴定の計算ができる。電気分解においてFaradayの法則を用いた計算ができる。 | 酸化数の概念が説明できない。酸化還元滴定の計算もできない。また、電気分解においてFaradayの法則を用いた計算ができない。 |
到達目標7 | 各種滴定(中和、沈殿、酸化還元、キレート)を理解し、定量計算ができる。また、各滴定曲線の概形も説明でき、必要な指示薬の設定も説明できる。 | 各種滴定(中和、沈殿、酸化還元、キレート)を理解し、定量計算ができる。 | 各種滴定(中和、沈殿、酸化還元、キレート)を理解し、定量計算ができない。 |