| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
到達目標1 | 電磁波全体の波長領域を理解し、各電磁波の特徴が説明できる。 | 可視光線の波長領域と性質(分光や透過等)について説明できる。 | 可視光線の波長領域と性質(分光や透過等について説明できない。 |
到達目標2 | 吸光・発光の原理が説明でき、透過度・吸光度からLambert-Beerの法則の式が誘導できる。また、Lambert-Beerの法則の式を用いた計算もできる。 | Lambert-Beerの法則の式を用いた計算ができる。また、発光分析の原理も説明できる。 | Lambert-Beerの法則の式を用いた計算ができない。また、発光分析の原理も説明できない。 |
到達目標3 | 水溶液の電気的性質を理解し、当量導電率の概念を理解できる。導電率滴定の滴定曲線の概略図の推測もできる。 | 水溶液の電気的性質を理解し、当量導電率の概念を理解できる。 | 水溶液の電気的性質を理解し、当量導電率の概念を理解できない。 |
到達目標4 | 化学電池の電位発生のメカニズムを理解し、Nernst式を用いた理論的な電位の計算ができる。また、各種電池の起電力の計算もできる。 | 化学電池の電位発生のメカニズムを理解し、Nernst式を用いた理論的な電位の計算ができる。 | 化学電池の電位発生のメカニズムを理解し、Nernst式を用いた理論的な電位の計算ができない。 |
到達目標5 | バッチ法の原理を理解し、カラム分離の原理(移動速度、カラムの必要長さ等)が説明できる。分配係数(K)、容量比(k')、保持時間(tR)、理論段数(N)、理論段高さ(H)、分離度(Rs)等の関係式の説明もできる。 | バッチ法の原理を理解し、カラム分離の原理(移動速度、カラムの必要長さ等)が説明できる。 | バッチ法の原理を理解し、カラム分離の原理(移動速度、カラムの必要長さ等)が説明できない。 |
到達目標6 | 分離分析の代表例であるガスクロマトグラフ装置の原理と分析法を理解できる。実際の定性分析(保持時間、保持容量の違い)や定量法(半値幅法、切り抜き法等)の説明もできる。 | 分離分析の代表例であるガスクロマトグラフ装置の原理と分析法を説明できる。 | 分離分析の代表例であるガスクロマトグラフ装置の原理と分析法を説明できない。 |
到達目標7 | X線の性質を理解し、回折分析(Braggの式)の原理を説明できる。また、蛍光X線分析やX線吸収分析等の原理も説明できる。 | X線の性質を理解し、回折分析(Braggの式)の原理を説明できる。 | X線の性質を理解し、回折分析(Braggの式)の原理を説明できない。 |
到達目標8 | 熱分析(TG, DTA, DSC)の原理が説明でき、分析結果から分解過程を考察できること。また、物質の熱分解過程の推測もできる。 | 熱分析(TG, DTA, DSC)の原理を理解し、分析結果から分解過程を考察できる。 | 熱分析(TG, DTA, DSC)の原理を理解し、分析結果から分解過程を考察できない。 |