到達目標
1.特定のテーマについて調査を行い、目的が明確で、論理的な構成の発表にまとめることができること。
2.プレゼンテーションソフトを用いて、文字や図が見えやすく、強調したい部分がわかるスライドを作成できること。
3.適切な速度や声量で、原稿を棒読みせずに、聴衆の方を向いてプレゼンテーションできること。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 特定のテーマについて調査を行い、目的が明確で、論理的な構成の発表にまとめることができる | 特定のテーマについて調査を行い、目的が明確な発表にまとめることができる | 特定のテーマについて調査を行い、目的が明確な発表にまとめることができない |
評価項目2 | プレゼンテーションソフトを用いて、文字や図が見えやすく、強調したい部分がわかるスライドを作成できる | プレゼンテーションソフトを用いて、文字や図が見えやすいスライドを作成できる | プレゼンテーションソフトを用いて、文字や図が見えやすいスライドを作成することができない |
評価項目3 | 適切な速度と声量で、原稿を棒読みせず、聴衆の方を向いてプレゼンテーションできる | 適切な速度と声量で、原稿を棒読みせずにプレゼンテーションできる | 適切な速度と声量で、原稿を棒読みせずにプレゼンテーションできない |
学科の到達目標項目との関係
専門知識 (B)
説明
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自己表現 (C)
説明
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教育方法等
概要:
あるテーマについて、本を調べるなどして調査を行い、その内容をまとめて発表することにより、特定のテーマの発表の仕方を練習する。
授業の進め方・方法:
講義と発表を行う。講義はプレゼンテーションスキルについて説明し、演習を取り入れながら実施する。毎回課題として演習問題を課す。
注意点:
この授業では「人にものを伝えるにはどうしたらよいか」の技術を身につけることを目標としている。そのためには、話の構成、話し方、スライドの作り方などにどのように注意すればよいかを知ることが重要である。調べたことや知識をそのまま羅列するだけでなく、聴講者が興味をもつように工夫する必要がある。授業で基本的なスキルを講義するので、発表は講義内容を踏まえてしっかりと準備をしてほしい。どれだけ準備に力を注いだかが上達の鍵である。
情報リテラシー、コンピュータサイエンスでのプレゼンテーションに関する授業に加え、各科目で行っている発表の経験を踏まえて受講してほしい。インターンシップ報告会や卒業研究発表会、卒業後の企業でのプレゼンテーションなど様々なところで必ず生かされる。
本科目の区分
Webシラバスと本校履修要覧の科目区分では表記が異なるので注意すること。本科目は履修要覧(p.9)に記載する「①必修科目」である。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
プレゼンテーション概論、目的の確認とキーメッセージ、情報収集と整理 |
1 5W1H、情報の階層化
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2週 |
論理の基本スキル
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1 演繹と帰納
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3週 |
構成のスキル1(本論、ロジカルプレゼンテーション) |
1 三角ロジック、ピラミッドストラクチャー、ラベリング
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4週 |
構成のスキル2(序論と結論) |
1 概要・要点
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5週 |
表現の基本スキル、話し方のスキル |
3 比喩・対比、緩急・抑揚
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6週 |
さらに上達するために(質疑応答、積極的傾聴法) |
1,2,3
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7週 |
商品紹介プレゼンテーション実技1 |
1,2,3
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8週 |
商品紹介プレゼンテーション実技2 |
1,2,3
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2ndQ |
9週 |
スライド作成のスキル1(文字サイズ、箇条書き) |
2 パワーポイントの使い方、箇条書き
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10週 |
スライド作成のスキル2(配色の基本、図解) |
2 パワーポイントの使い方、配色・図解
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11週 |
スライド作成のスキル3(表とグラフ) |
2 パワーポイントの使い方、表・グラフ
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12週 |
科学技術紹介プレゼンテーション実技1 |
1,2,3
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13週 |
科学技術紹介プレゼンテーション実技2 |
1,2,3
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14週 |
科学技術紹介プレゼンテーション実技3 |
1,2,3
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15週 |
科学技術紹介プレゼンテーション実技4、振り返り
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1,2,3
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 3 | 前1 |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 3 | 前1 |
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 3 | 前1 |
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14 |
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。 | 3 | 前2,前3,前4,前8,前9,前10 |
評価割合
| 発表 | 提出物 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 80 | 20 | 100 |