| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 熱力学第二法則、第二種永久機関について説明できる。 | 熱力学第二法則について説明できる。 | 熱力学第二法則について説明できない。 |
評価項目2 | カルノーサイクルについて説明でき、効率を与える式を導出し、計算ができる。熱力学第二法則をエントロピーを用いて表し、説明できる。 | カルノーサイクルについて説明でき、効率を計算ができる。熱力学第二法則をエントロピーを用いて表すことができる。 | カルノーサイクルについて説明できない。熱力学第二法則をエントロピーを用いて表すことができない。 |
評価項目3 | 理想気体の体積変化、温度変化、相変化に伴うエントロピー変化を与える式を導出し、計算ができる。理想気体の混合に伴うエントロピー変化が計算できる | 理想気体の体積変化と混合、温度変化、相変化に伴うエントロピー変化が計算ができる。 | 理想気体の体積変化と混合、温度変化、相変化に伴うエントロピー変化が計算ができない。 |
評価項目4 | 熱力学第三法則の内容を説明でき、数式で表すことができる。残余エントロピーの計算ができる。 | 熱力学第三法則の内容を説明でき、数式で表すことができる。 | 熱力学第三法則の内容を説明でき、数式で表すことができない。 |
評価項目5 | 標準エントロピー変化、温度と熱容量の関係式を用いて、任意の温度におけるエントロピー変化が計算できる。 | 標準エントロピー変化、温度によって変化しない熱容量の値を用いて、任意の温度におけるエントロピー変化が計算できる。 | 標準エントロピー変化、温度によって変化しない熱容量の値を用いて、任意の温度におけるエントロピー変化が計算できない。 |
評価項目6 | エントロピー、ギブズエネルギー、ヘルムホルツエネルギーを用いて、自発変化の方向と平衡条件を表すことができる。 | エントロピー、ギブズエネルギー、ヘルムホルツエネルギーを用いて、平衡条件を表すことができる。 | エントロピー、ギブズエネルギー、ヘルムホルツエネルギーを用いて、平衡条件を表すことができない。 |
評価項目7 | 熱力学第一法則、第二法則と定義式から、内部エネルギー、エンタルピー、ギブズエネルギー、ヘルムホルツエネルギーの微小変化を与える式を導き、マクスウェルの関係式を導出することができる。これらの関係式を用いて、ギブズ-ヘルムホルツの式など、他の関係式を導くことができる。 | 熱力学第一法則、第二法則と定義式から、内部エネルギー、エンタルピー、ギブズエネルギー、ヘルムホルツエネルギーの微小変化を与える式を導き、マクスウェルの関係式を導出することができる。 | 熱力学第一法則、第二法則と定義式から、内部エネルギー、エンタルピー、ギブズエネルギー、ヘルムホルツエネルギーの微小変化を与える式を導くことができず、マクスウェルの関係式を導出することができない。 |