経営工学

科目基礎情報

学校 新居浜工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 経営工学
科目番号 140506 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 生物応用化学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 配布プリント
担当教員 中山 享

到達目標

1. 企業とは何かについて基礎的な知識が理解できる。
2. 企業における知財戦略、商業法務についての基礎知識が理解できる。
3. 品質管理、安全衛生管理について基礎的な知識が理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1企業から求められる技術者像や行動規範について、その必要性とともに説明できる。企業から求められる技術者像や行動規範を挙げることができる。企業から求められる技術者像や行動規範を挙げることができない。
評価項目2企業における知財戦略、技術マネジメントに関する項目について、その必要性とともに説明できる。企業における知財戦略、技術マネジメントに関する項目を挙げることができる。企業における知財戦略、技術マネジメントに関する項目を挙げることができない。
評価項目3品質管理・安全衛生管理の実践に必要な項目について挙げ、各項目の役割を説明できる。品質管理・安全衛生管理の実践に必要な項目を挙げることができる。品質管理・安全衛生管理の必要性と、その実践に必要な項目を挙げることができない。

学科の到達目標項目との関係

問題解決能力・自己向上力 (D) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
企業から講師を招き、多くの企業における仕事内容や考え方について理解し、将来自分が関わりたい仕事を考えることができることを目指す。
授業の進め方・方法:
グループ討議を含めた授業と課題提出で進める。
自分の強みを生かす(=したい仕事をする)ことが成長・活躍に大きく寄与します。自分を知り活躍の場に対する理解を深めて、一回きりの人生の目標作りをしませんか。
注意点:
「授業内容」に対応する教科書および配布プリントの内容を事前に読んでおくこと。課題として、授業の復習となる課
題レポートを課すので、必ず提出すること。この科目は「環境と人間」「技術者倫理」と関連がある。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 求められる人材像・技術者像・行動規範/ガイダンス 1
2週 MOT 入門(1) / MOT 全般 1
3週 MOT 入門(2) /イノベーション 1
4週 MOT 入門(3) /マーケティング 1
5週 MOT 入門(4) /マネジメント 1
6週 企業が望む若手技術者に期待すること 2
7週 品質管理の基礎 3
8週 品質マネージメントシステム 3
4thQ
9週 知的財産(1) /知財の基礎 2
10週 知的財産(2) /知財の活用事例 2
11週 知的財産(3) /特許情報について 2
12週 知的財産(4) /特許明細書作成演習 2
13週 タイムマネジメント 1
14週 グループ力 1
15週 復習 1,2,3
16週 学年末試験 1,2,3

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力専門的能力の実質化共同教育共同教育地域や企業の現実の問題を踏まえ、その課題を明確化し、解決することができる。3
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などの必要性を理解できる。3
技術者として、生きる喜びや誇りを実感し、知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践創造的な活動を楽しむことを理解できる。3
技術者として、社会に対して有益な価値を提供するために存在し、社会の期待に十分応えられてこそ、存在の価値のあることを理解できる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能相手の意見を聞き、自分の意見を伝えることで、円滑なコミュニケーションを図ることができる。4
相手を理解した上で、説明の方法を工夫しながら、自分の意見や考えをわかりやすく伝え、十分な理解を得ている。4
集団において、集団の意見を聞き、自分の意見も述べ、目的のために合意形成ができる。3
目的達成のために、考えられる提案の中からベターなものを選び合意形成の上で実現していくことができ、さらに、合意形成のための支援ができる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合801000010100
基礎的能力0000000
専門的能力801000010100
分野横断的能力0000000