到達目標
1.酵素の分類・命名法について説明できること
2.各種の代表的酵素の基本と応用について説明できること
3.代表的な薬の作用機構について説明できること
4.ビタミン類の構造と機能について説明できること
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 酵素の分類・命名法について多くの具体例を挙げて説明できる | 酵素の分類・命名法について説明できる | 酵素の分類・命名法について説明できない |
評価項目2 | 各種の代表的酵素の基本と応用について各分類につき2例以上詳しく説明できること | 各種の代表的酵素の基本と応用について説明できる | 各種の代表的酵素の基本と応用について説明できない |
評価項目3 | 代表的な薬の作用機構について3例以上説明できる | 代表的な薬の作用機構について説明できる | 代表的な薬の作用機構について説明できない |
評価項目4 | ビタミン類の構造と機能について5例以上につきしっかりと説明できる | ビタミン類の構造と機能についていくつかは説明できる | ビタミン類の構造と機能について説明できない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
生物の持つ非常に効率のよい触媒である各種の酵素(生体触媒とも呼ばれる)が行う反応の基本と応用について学習する。
授業の進め方・方法:
講義形式、適宜質問
注意点:
履修上の注意
酵素反応の基礎と応用は生物工学の最重要基盤といってもよい。 指定の教科書では基礎的事項が主となる。もちろん基礎的事項の修得が重要であることは述べるまでもないが、応用的事項も適宜講義に取り入れるので、必要な場合は参考書も利用すること。
事前学習・自己学習・関連科目
生物化学1,2,3や有機化学、合成化学、物理化学1をよく勉強しておくこと。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
酵素科学の夜明け |
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2週 |
酵素入門1:エムデン・マイヤーホフ経路 |
2
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3週 |
酵素入門2:グリコーゲンの合成と分解 |
2
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4週 |
酵素の種類・分類と酸化還元酵素 |
1,2
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5週 |
加水分解酵素 |
2
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6週 |
転移酵素 |
2
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7週 |
その他の酵素 |
2
|
8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
酵素反応の阻害と薬の設計1:抗生物質など |
3
|
10週 |
酵素反応の阻害と薬の設計2:農薬 |
3
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11週 |
親水性ビタミン1:ビタミンB1とチアミン補酵素を例として |
4
|
12週 |
親水性ビタミン2:ビタミンB2、B6等 |
4
|
13週 |
親水性ビタミン3:抗生物質プロントジルと葉酸 |
3,4
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14週 |
親水性ビタミン4:ビタミンCの役割 |
3,4
|
15週 |
親油性ビタミン:ビタミンAとDの多彩な働き、ビタミンEと健康 |
4
|
16週 |
期末試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 化学・生物系分野 | 生物化学 | 酵素の構造と酵素-基質複合体について説明できる。 | 2 | |
酵素の性質(基質特異性、最適温度、最適pH、基質濃度)について説明できる。 | 3 | |
補酵素や補欠因子の働きを例示できる。水溶性ビタミンとの関係を説明できる。 | 2 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 60 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 60 |
専門的能力 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 |
分野横断的能力 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 |