国語4

科目基礎情報

学校 新居浜工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 国語4
科目番号 101141 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 環境材料工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 新現代文学名作選(監修 中島国彦 明治書院)/日本語表現法
担当教員 沼田 真里

到達目標

1.文学作品に触れ、豊かな感性を育む。
2.文学作品を通して視野を広げる。
3.論理的な文章表現ができる。
4.筋道を立てて、自分の考えを発表することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1文学作品の内容を理解でき、主体的に鑑賞して感受性を豊かにできる。文学作品の内容を理解できる。文学作品の内容を理解できない。
評価項目2文学作品が生み出された背景を理解でき、その時代や作者像について発展的な理解ができる。文学作品が生み出された背景を理解できる。文学作品が生み出された背景が理解できない。
評価項目3日本語表現の基本的作法を理解でき、さらに論理的で説得力のある文章を作成できる。日本語表現の基本的作法を理解できる。日本語表現の基本的作法を理解できない。
評価項目4自らの考えを適切かつ説得力ある表現で発表できる。自らの考えを発表できる。自らの考えを発表できない。

学科の到達目標項目との関係

教養 (D) 説明 閉じる
コミュニケーション能力 (E) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
国語4では3年次までに触れることのできなかった幅広い文学作品を学ぶ。文学作品に触れ、豊かな人間性を育み、感性を磨き、視野を広げる。また、論理的な文章表現力や口頭発表能力を培う。
授業の進め方・方法:
授業では、教科書に加えて配布プリントを使って、作家の肖像を講義し、文学作品を深く理解する。また、文章作成の作法や言葉の使い方、敬語法など日本語表現を学び、社会人としてのたしなみを身につける。
注意点:
教科書の内容には事前に目を通してほしい。また、課題等は主体的に取り組み、必ず提出して平常点を満たしてもらいたい。
この科目は学修単位科目(2単位)であり、総学修時間は90時間である。(内訳は授業時間30時間、自学自習時間60時間である。)単位認定には60時間に相当する自学自習が必須であり、この自学自習時間には、担当教員からの自学自習用課題、授業のための予習復習時間、理解を深めるための演習課題の考察時間、および試験準備のための学習時間を含むものとする。

本科目の区分

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス 現代文学について 1,2
2週 明治文学 1,2
3週 明治文学 1,2
4週 明治文学 1,2
5週 日本語表現(基礎知識) 3
6週 日本語表現(文章作成法) 3
7週 大正文学 1,2
8週 大正文学 1,2
4thQ
9週 大正文学 1,2
10週 日本語表現法(プレゼンテーション) 4
11週 昭和文学 1,2
12週 昭和文学 1,2
13週 昭和文学 1,2
14週 日本語表現(敬語法) 3
15週 期末試験
16週 試験返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。3
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。3
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。3
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。3
専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。3
実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。3
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。3
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。3
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。3
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。3
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。3
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。3
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。3
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3
他者の意見を聞き合意形成することができる。3
合意形成のために会話を成立させることができる。3
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。3
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。3
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。3
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。3
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。3
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる3
複数の情報を整理・構造化できる。3
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。3
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。3
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。3
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。3
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。3
事実をもとに論理や考察を展開できる。3
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ平常点合計
総合評価割合70000030100
基礎的能力70000030100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000