歴史1

科目基礎情報

学校 新居浜工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 歴史1
科目番号 101231 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 環境材料工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 岸本美緒・鈴木淳『歴史総合』山川出版社(総合707)
担当教員 佐伯 徳哉

到達目標

1、大航海時代・資本主義の発達・帝国主義世界など世界史の大きなシステムの動きの中で日本の中世末・近世・近代史が展開してきたことを構造的に説明できる。2、近代史における日本と西欧列強および近隣アジア諸国との関係について説明できる。3、日本国憲法の成立に至る近代の歴史を文献・文字資料・映像・画像・音声資料などからビジュアルに追体験・実感し、歴史を自らの存在とかかわらせながら現代社会の担い手としての責任と自覚を深める。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1世界史の大きな動きとの関係で日本史の動きを構造的・論理的に説明できる。世界史の動きの中で日本史のながれをひととおり説明できる。、世界史の中で日本史の動きを説明できない。
評価項目2世界の各地域や各時代の特徴を具体的かつ論理的に説明でき、時代の変化の要因を説明できる。世界の各地域や各時代の特徴を具体的、かつ、論理的に説明できる。各時代の特徴のとらえかたもつかめておらず、変化の要因もとらえられない。
評価項目3歴史と自らの存在との関係を実感して表現でき、現代社会の担い手としての自覚を構築できている。歴史と自らの存在との関係を実感して言葉や文章で表現できる。歴史事象から何も感じられない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
さまざまな史料・データを分析しながら、世界史の大きな動きの一角で日本中世末から近代の歴史が動いたことを構造的に考察・把握するとともに、歴史の当事者としての自覚と責任意識を養う。
授業の進め方・方法:
講義、調べ学習、史料・データ分析作業、分析結果の発表
注意点:
歴史を物語る様々な史料やデータから、歴史事象を自らの問題として追体験・実感し考える工夫をしてください。また、世界史の諸事象が相互に連関しあって動いていることを論理的にとらえてください。

本科目の区分

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 第二次世界大戦の終了とその結果 1,3
2週 第二次世界大戦と私たちの地域 1,3
3週 第二次世界世界大戦と太平洋戦争 1,3
4週 第二次世界大戦と国民生活 1,3
5週 中国の開港と日本の開国(幕藩体制) 1,2
6週 19世紀アメリカ合衆国の拡大とインド・東南アジアの植民地化 1,2
7週 近代化の始まりと幕藩体制の崩壊 1,2
8週 中間テスト 1,2,3
2ndQ
9週 イギリスの産業革命とその影響 1、2
10週 アメリカ独立革命とフランス革命 1、2
11週 19世紀後半のヨーロッパ 1、2
12週 明治維新と近代化・産業革命 1、2
13週 自由民権運動から明治憲法体制の成立 1、2
14週 明治期の対外関係と日清戦争 1、2
15週 期末テスト 1,2,3
16週 テスト返却期間 1,2,3
後期
3rdQ
1週 第二次産業革命と帝国主義 1,2
2週 日露戦争とその影響 1,2,3
3週 第一次世界大戦とロシア革命 1,2,3
4週 ベルサイユ体制とワシントン体制 1,2,3
5週 社会・労働運動の進展と大衆の政治参加(大正デモクラシー) 1,2,3
6週 経済危機とファシズムの台頭から第二次世界大戦へ 1,2,3
7週 第二次世界大戦の終了と戦後の国際秩序 1,2,3
8週 中間テスト 1,2,3
4thQ
9週 日本の戦後改革(占領下の日本と民主化) 1,2,3
10週 新憲法制定 1,2,3
11週 15・16世紀の東アジアと日本 1,2
12週 大航海時代と東アジア 1,2
13週 大航海時代と戦国日本の統一 1,2
14週 全体のまとめ 1,2,3
15週 期末テスト 1,2,3
16週 テスト返却期間 1,2,3

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験提出物相互評価勉学姿勢ポートフォリオその他合計
総合評価割合602002000100
基礎的能力602002000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000