特別活動

科目基礎情報

学校 新居浜工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 特別活動
科目番号 109020 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 0
開設学科 環境材料工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 前期:1 後期:1
教科書/教材 精選国語総合 (東京書籍)/国語要覧 (大修館書店)、ジャンプアップ高校漢字問題集[改訂版]  (東京書籍)
担当教員 塚野 修,木田 綾子,森長 新,加藤 諒,大村 泰

到達目標

1. 評論文の確かな読解力を身につけ、論理的で客観的に表現する。
2. 近現代の文学作品に関する基礎的な知識を身につけ、感想を表現する。
3. 古文の文法的な知識、読解方法を身につけ、内容を正確に理解する。
4. 漢文訓読の知識、読解方法を身につけ、内容を正確に理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1内容を正確に理解し、自分の考えを論理的に表現できる。内容を理解できる。内容を理解できない。
評価項目2内容を正確に理解し、自分の感想を表現できる。内容を理解できる。内容を理解できない。
評価項目3内容を正確に読み取り、現代語訳することができる。文法事項を理解し、内容を読み取ることができる。音読することができる。
評価項目4内容を正確に読み取り、現代語訳することができる。書き下し文を書くことができる。音読することができる。

学科の到達目標項目との関係

社会性 (F) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
あらゆるジャンル、あらゆる時代の優れた文章を読み、読解力を向上させ、自分の考えを論理的にまとめ、発表する力を養い、さらに書く力(表現力)をも養うことを目標とする。同時に日本と中国の古典、近現代の作品に触れることで思考力を向上させ、豊かな感性を育み、自ら進んで文学作品に接する気持ちを高める。
授業の進め方・方法:
国語1の内容を継続し、読解力や表現力のさらなる向上を目指し、古典の豊かな世界を鑑賞するように努める。授業の前には必ず教科書に目を通しておくなど、予習をしてほしい。夏休みには読書感想文を課す。
注意点:
漢字テストや提出物等は、平常点に組み込むので、しっかりとりくんでほしい。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 随想「記憶にない街路樹」
作り物語りと軍記物語「竹取物語」
1,3
2週 随想「記憶にない街路樹」
作り物語りと軍記物語「竹取物語」
1,3
3週 随想「記憶にない街路樹」
作り物語りと軍記物語「竹取物語」
1,3
4週 小説1「ドライ・クリーニング」
唐詩
2,4
5週 小説1「ドライ・クリーニング」
唐詩
2,4
6週 小説1「ドライ・クリーニング」
唐詩
2,4
7週 中間試験
8週 試験返却
2ndQ
9週 評論1「水の東西」
和歌「万葉集」「古今和歌集」「新古今和歌集」
1,3
10週 評論1「水の東西」
和歌「万葉集」「古今和歌集」「新古今和歌集」
1,3
11週 評論1「水の東西」
和歌「万葉集」「古今和歌集」「新古今和歌集」
1,3
12週 評論1「水の東西」
俳諧「奥の細道」
1,3
13週 評論2「時間と自由の関係について」
史話
1,4
14週 評論2「時間と自由の関係について」
史話
1,4
15週 評論2「時間と自由の関係について」
思想「論語」
1,4
16週 期末試験
後期
3rdQ
1週 評論3「ものと記号」 1
2週 評論3「ものと記号」 1
3週 評論3「ものと記号」 1
4週 評論3「ものと記号」 1
5週 詩歌「十五の心-短歌抄」「白牡丹-俳句抄」 2
6週 詩歌「十五の心-短歌抄」「白牡丹-俳句抄」 2
7週 詩歌「十五の心-短歌抄」「白牡丹-俳句抄」 2
8週 中間試験
4thQ
9週 評論4「白」 1
10週 評論4「白」 1
11週 評論4「白」 1
12週 評論4「白」 1
13週 小説3「鏡」 2
14週 小説3「鏡」 2
15週 小説3「鏡」 2
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。3
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3
他者の意見を聞き合意形成することができる。3
合意形成のために会話を成立させることができる。3
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。3
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。3
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。3
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。3
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。3
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる3
複数の情報を整理・構造化できる。3
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。3
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。3
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。3
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。3
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。3
事実をもとに論理や考察を展開できる。3
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力80000020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000