情報リテラシー

科目基礎情報

学校 新居浜工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 情報リテラシー
科目番号 151101 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 環境材料工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 ネットワーク社会における情報の活用と技術 岡田正 他編(実教出版株式会社)
担当教員 高見 静香,朝日 太郎

到達目標

1.電子計算機室のコンピュータにログオン、ログアウトができ、パスワードの変更ができること。
2.キーボードから文字の入力がスムーズにできること。
3.ワープロソフトを用い、簡単な図表入りの書類が作成できること。
4.表計算ソフトを用い、簡単な計算やグラフを作成できること。
5.コンピュータウィルスやセキュリティホールについて、その危険性や対策方法を理解すること。
6.ネットワーク社会におけるセキュリティ技術について理解し、自らを守る方法を知ること。
7.ネットワーク上での犯罪や有害情報について知ることで、高度情報化社会の負の面について理解すること。
8.情報に関する法律について学び、個人情報や著作権の重要性について理解すること。
9.情報を発信する場合や受信する場合のモラルについて理解すること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1電子計算機室のコンピュータにログオン、ログアウトができ、堅牢なパスワードに変更ができる。電子計算機室のコンピュータにログオン、ログアウトができ、パスワードの変更ができる。電子計算機室のコンピュータにログオン、ログアウトができ、パスワードの変更ができない。
評価項目2タッチタイピングによりキーボードから文字の入力がスムーズにできる。キーボードから文字の入力がスムーズにできる。キーボードから文字の入力がスムーズにできない。
評価項目3ワープロソフトを用い、図表入りの書類が自由に作成できる。ワープロソフトを用い、簡単な図表入りの書類が作成できる。ワープロソフトを用い、図表入りの書類が作成できない。
評価項目4表計算ソフトを用い、関数計算や複雑なグラフを作成できる。表計算ソフトを用い、簡単な計算やグラフを作成できる。表計算ソフトを用い、簡単な計算やグラフを作成できない。
評価項目5コンピュータウィルスやセキュリティホールについて、その危険性や対策方法を理解でき、有効な対策を実施できる。コンピュータウィルスやセキュリティホールについて、その危険性や対策方法について理解できる。コンピュータウィルスやセキュリティホールについて、その危険性や対策方法について理解できない。
評価項目6ネットワーク社会におけるセキュリティ技術について理解し、自己防衛する手段について理解している。ネットワーク社会におけるセキュリティ技術について理解している。ネットワーク社会におけるセキュリティ技術について、どのような技術があるか説明できない。
評価項目7ネットワーク上での犯罪や有害情報について説明でき、高度情報化社会の負の面について理解して適切な行動ができる。ネットワーク上での犯罪や有害情報について説明でき、高度情報化社会の負の面について理解ができる。ネットワーク上での犯罪や有害情報について説明でき、高度情報化社会の負の面について理解ができない。
評価項目8情報に関する法律について理解でき、個人情報や著作権の重要性について理解して説明することができる。情報に関する法律について理解でき、個人情報や著作権の重要性について理解できる。情報に関する法律について理解できず、個人情報や著作権の重要性についても理解できない。
評価項目9情報を発信する場合や受信する場合のモラルについて理解でき、適切な行動ができる。情報を発信する場合や受信する場合のモラルについて理解できる。情報を発信する場合や受信する場合のモラルについて理解できない。

学科の到達目標項目との関係

工学基礎知識 (A) 説明 閉じる
教養 (D) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
コンピュータ操作の基本、キーボード操作、ワープロソフトや表計算ソフトの使い方などのコンピュータリテラシーや、インターネット利用する上でのモラルや危険性、高度情報化社会における法律について学ぶことを目的とする。
授業の進め方・方法:
パソコンを用いた実習形式とする。一部、講義形式でも授業を実施する。この科目は2年生で開講される「情報処理1」、3年生で開講される「情報処理2」の基礎となる科目です。
注意点:
中学の技術家庭科で学習した内容も参考にして、これからの高度情報化社会を行きていくには単にコンピュータが使えるだけではなく、セキュリティ対策やモラルがとても大切になります。是非この授業で高度情報化社会に参画する姿勢を身につけてください。この科目は2年生で開講される「情報処理1」の基礎となる科目です。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 電子計算機室の使い方、パスワードの管理、WebClassの使い方、インターネット検索 1
2週 情報セキュリティ1(コンピュータウィルス、セキュリティホール) 5
3週 ワープロソフトの使い方1、タイピング練習 2,3
4週 情報セキュリティ2(ネットワークのセキュリティ) 6,7
5週 ワープロソフトの使い方2、タイピング練習 2,3
6週 情報セキュリティ3(ネット詐欺、ファイル交換ソフトの危険性) 6,7
7週 ワープロソフトの使い方3、タイピング練習 2,3
8週 情報セキュリティ4(有害サイトの対策・暗号化)
2ndQ
9週 表計算ソフトの使い方1 4
10週 情報モラル1(個人情報の保護) 8,9
11週 表計算ソフトの使い方2 4
12週 情報モラル2(著作権の保護) 8,9
13週 表計算ソフトの使い方3 4
14週 情報モラル3(ネットワークエチケット・情報の発信と受信) 8,9
15週 期末試験
16週 試験返却・復習

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。3
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。4
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。4
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。4
インターネットの仕組みを理解し、実践的に使用できる。4
情報セキュリティの必要性、様々な脅威の実態とその対策について理解できる。4
個人情報とプライバシー保護の考え方について理解し、正しく実践できる。4
インターネットを用いた犯罪例などを知り、それに対する正しい対処法を実践できる。4

評価割合

試験課題合計
総合評価割合4060100
基礎的能力203050
専門的能力203050
分野横断的能力000