情報リテラシー

科目基礎情報

学校 新居浜工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 情報リテラシー
科目番号 151101 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 環境材料工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 イチからしっかり学ぶ! Office基礎と情報モラル (Office365・Office2019対応)(noa出版)、R03情報モラル教材(K-SEC開発教材)
担当教員 高見 静香,坂本 全教

到達目標

1. 計算機演習室のコンピュータにログオン、ログアウトができ、パスワードの変更ができること。
2. キーボードから文字の入力がスムーズにできること。
3. ワープロソフトを用い、簡単な図表入りの書類が作成できること。
4. 表計算ソフトを用い、簡単な計算やグラフを作成できること。
5. コンピュータウィルスやセキュリティホールについて、その危険性や対策方法を理解すること。
6. ネットワーク社会におけるセキュリティ技術について理解し、自らを守る方法を知ること。
7. ネットワーク上での犯罪や有害情報について知ることで、高度情報化社会の負の面について理解すること。
8. 情報に関する法律について学び、個人情報や著作権の重要性について理解すること。
9. 情報を発信する場合や受信する場合のモラルについて理解すること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1演習室のコンピュータにログオン、ログアウトができ、堅牢なパスワードに変更ができる演習室のコンピュータにログオン、ログアウトができ、パスワードの変更ができる。演習室のコンピュータにログオン、ログアウトができ、パスワードの変更ができない。
評価項目2タッチタイピングによりキーボードから文字の入力がスムーズにできる。キーボードから文字の入力がスムーズにできる。キーボードから文字の入力がスムーズにできない。
評価項目3ワープロソフトを用い、図表入りの書類が自由に作成できる。ワープロソフトを用い、簡単な図表入りの書類が作成できる。ワープロソフトを用い、簡単な図表入りの書類が作成できない。
評価項目4表計算ソフトを用い、計算やグラフを自由に作成できる。表計算ソフトを用い、簡単な計算やグラフを作成できる。表計算ソフトを用い、簡単な計算やグラフを作成できない。
評価項目5コンピュータウィルスやセキュリティホールについて、その危険性や対策方法を理解でき、有効な対策を実施できる。コンピュータウィルスやセキュリティホールについて、その危険性や対策方法を理解できる。コンピュータウィルスやセキュリティホールについて、その危険性や対策方法を理解できない。
評価項目6ネットワーク社会におけるセキュリティ技術について理解し、自らを守る方法を理解して実施できる。ットワーク社会におけるセキュリティ技術について理解し、自らを守る方法を理解できる。ネットワーク社会におけるセキュリティ技術について理解し、自らを守る方法を理解できない。
評価項目7ネットワーク上での犯罪や有害情報について知ることで、高度情報化社会の負の面について理解して適切な行動ができる。ネットワーク上での犯罪や有害情報について知ることで、高度情報化社会の負の面について理解できる。ネットワーク上での犯罪や有害情報について知ることで、高度情報化社会の負の面について理解できない。
評価項目8情報に関する法律について学び、個人情報や著作権の重要性について理解して説明することができる。情報に関する法律について学び、個人情報や著作権の重要性について理解できる。情報に関する法律について学び、個人情報や著作権の重要性について理解できない。
評価項目9情報を発信する場合や受信する場合のモラルについて理解でき、適切な行動ができる。情報を発信する場合や受信する場合のモラルについて理解できる。情報を発信する場合や受信する場合のモラルについて理解できない。

学科の到達目標項目との関係

工学基礎知識 (A) 説明 閉じる
教養 (D) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
コンピュータ操作の基本、キーボード操作、ワープロソフトや表計算ソフトの使い方などのコンピュータリテラシーや、インターネット利用する上でのモラルや危険性、高度情報化社会における法律について学ぶことを目的とする。
授業の進め方・方法:
これからの高度情報化社会を生きていくには単にコンピュータが使えるだけではなく、セキュリティ対策やモラルがとても大切になります。中学校の技術家庭で学んだことに加えて、是非この授業で高度情報化社会に参画する姿勢を身につけてください。
計算機演習室での演習を重視し、座学による講義も取り混ぜて行います。
注意点:
事前学習:教科書や配布資料をよく読み、コンピュータの操作に早く慣れてください。
自己学習:授業時間外でも演習室を利用できるので、いつでも自主的に実施してください。
関連科目:環境材料工学科では、「情報処理1」・「情報処理2」などの科目に関連していく内容となります。

本科目の区分

Webシラバスと本校履修要覧の科目区分では表記が異なるので注意すること。
本科目は履修要覧(p.9)に記載する「①必修科目」である。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 計算機演習室の使い方、パスワードの管理、WebClass・Office365の使い方 1
2週 インターネット検索、メール送受信、タイピング練習 2
3週 情報セキュリティ1(コンピュータウィルス、スパイウェア) 5, 6, 7
4週 ワープロソフトの使い方1、タイピング練習 2, 3
5週 情報セキュリティ2(不正アクセス) 5, 6, 7
6週 ワープロソフトの使い方2、タイピング練習 2, 3
7週 情報セキュリティ3(攻撃の実態と防御、暗号化) 5, 6, 7
8週 ワープロソフトの使い方3、タイピング練習 2, 3
2ndQ
9週 情報モラル1(著作権・知的財産権) 8
10週 表計算ソフトの使い方1 4
11週 情報モラル2(個人情報の保護) 8
12週 表計算ソフトの使い方2 4
13週 情報モラル3(ネットワークのルールとマナー) 9
14週 表計算ソフトの使い方3 4
15週 期末試験
16週 試験返却・解説・復習

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史情報技術の進展が社会に及ぼす影響、個人情報保護法、著作権などの法律について説明できる。3前9,前10,前11
高度情報通信ネットワーク社会の中核にある情報通信技術と倫理との関わりを説明できる。3前9,前11,前13
情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。3前2
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。3前1,前2
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。3前1,前2
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。3前3,前7
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。3前11
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している3前11,前13
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。3前3,前7,前11,前13
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3前2
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3前2
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。3前9
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。3前9,前11,前13
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。3前9,前11

評価割合

試験課題提出・ミニテスト・受講態度合計
総合評価割合4060100
基礎的能力4060100
専門的能力000
分野横断的能力000