医療福祉工学概論

科目基礎情報

学校 新居浜工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 医療福祉工学概論
科目番号 151588 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 環境材料工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 配布プリント
担当教員 吉川 貴士

到達目標

1.日本の社会保障制度を理解し、応用できる
2.認知症などの疾患症状を理解し、それらに伴う社会問題を解決するために配慮すべきことを認識できる
3.バイオフィードバックの概念を理解し、応用できる
4.福祉・医療機器のものづくりにおける仕様書・品質保証について理解し、適用できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1社会保障制度を理解し、応用できる日本の社会保障制度を理解できる日本の社会保障制度を理解できない
評価項目2認知症などの疾患症状を理解し、配慮できる認知症などの疾患症状を理解することができる認知症などの疾患症状を理解することができない
評価項目3バイオフィードバックの概念を理解し、応用できるバイオフィードバックの概念を理解できるバイオフィードバックの概念を理解できない
評価項目4福祉・医療機器のものづくりにおける仕様書・品質保証について理解し、適用できる福祉・医療機器のものづくりにおける仕様書・品質保証について理解できる福祉・医療機器のものづくりにおける仕様書・品質保証について理解できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
公衆の健康や安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識し、ものづくりできるための基礎知識を学ぶ
授業の進め方・方法:
座学
注意点:
本講義内容は、福祉論、解剖学なども少し含みます。日本社会や人体などについて、アンテナを張り巡らせて受講してください。また、本科目は「アシスティブテクノロジー基礎」と連携しています。

本科目の区分

Webシラバスと本校履修要覧の科目区分では表記が異なるので注意すること。
 本科目は履修要覧(p.9)に記載する「④選択科目」である。
また、同要覧(p.21)に記載するAT課程の科目である。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
2週 社会保障制度と福祉用具の関連 1
3週 認知症の種類と症状
2
4週 認証患者との向き合い方
2
5週 脳卒中とその後遺症

2
6週 骨折・フレイルについて
2
7週 実験データの統計処理・有意差について
3
8週 仮説検定について
3
4thQ
9週 エビデンス・アウトカムについて 3
10週 適切なサンプルサイズについて 3
11週 実験の倫理的妥当性について 3
12週 バイオフィードバックについて 4
13週 工学技術を用いた動作解析について 4
14週 研究計画書について 4
15週 試験
16週 まとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力10000000100
分野横断的能力0000000