社会科学概論

科目基礎情報

学校 新居浜工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 社会科学概論
科目番号 600108 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 生産工学専攻(機械工学コース) 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 配布プリント/伊勢田哲治『哲学思考トレーニング』ちくま新書,2005年,清水幾太郎『本はどう読むか』講談社現代新書,1972年,高根正昭『創造の方法学』講談社現代新書,1979年
担当教員 眞鍋 正臣,梶原 克彦,阿曽沼 春菜

到達目標

1.社会問題を科学的に捉えるための視座を修得できる。
2.民主主義の理念と制度を理解する。
3.社会学的なものの見方をすることができる。
4.社会の現象が資源配分として捉えることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1社会問題を科学的に捉えるための視座を理解している社会問題を科学的に捉えることの重要性を理解している社会問題を科学的に理解する意義が認識できていない
評価項目2民主主義の理念と制度の重要性を理解し説明できる民主主義の理念を理解し説明できる民主主義の理念と制度が説明できない
評価項目3社会学的なものの見方の重要性を理解し説明できる社会学的なものの見方について自分のことばで説明できる社会学的なものの見方を説明できない
評価項目4社会現象を資源配分の視点から説明できる資源配分の方法を説明できる社会現象と資源配分の関わりが認識できない

学科の到達目標項目との関係

教養 (D) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
社会現象をものごとの繫がりから理解できるように,社会を科学的に捉える方法を解説する授業である。
授業の進め方・方法:
講義形式を中心とするが,一部グループ・ディスカッションやディベート形式で進める。
注意点:
出席回数が3/4に満たないと単位の認定ができない。
なお、この科目は専攻科講義科目(2単位)であり、総学習時間は90時間である。(内訳は授業時間30時間、自学自習時間60時間である。)単位認定には60時間に相当する自学自習が必須であり、この学習時間には、担当教員からの自学自習課題、授業のための予習復習時間、理解を深めるための演習課題の考察時間、および試験準備のための学習時間を含むものとする。

本科目の区分

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 民主主義という考え方(1) 民主主義の理念と制度の重要性を理解し説明できる
2週 民主主義という考え方(2) 民主主義の理念と制度の重要性を理解し説明できる
3週 民主主義を実践する方法(1) 民主主義の理念と制度の重要性を理解し説明できる
4週 民主主義を実践する方法(2) 民主主義の理念と制度の重要性を理解し説明できる
5週 民主主義と現代(1) 民主主義の理念と制度の重要性を理解し説明できる
6週 民主主義と現代(2) 民主主義の理念と制度の重要性を理解し説明できる
7週 国際関係を考えるー戦争と平和(1) 国際紛争の原因について理解する
8週 国際関係を考えるー戦争と平和(2) 国際紛争の原因について理解する
4thQ
9週 国際関係を考えるー国家と民族(1) 国家と民族をめぐる理論を理解する
10週 国際関係を考えるー国家と民族(2) 国家と民族をめぐる理論を理解する
11週 国際関係を考えるー環境問題(1) 環境問題のグローバル化を理解する
12週 国際関係を考えるー環境問題(2) 環境問題のグローバル化を理解する
13週 貨幣ヴェール観の評価 社会現象を資源配分の視点から説明できる
14週 財政ファイナンスからイデオロギーを考える 社会問題を科学的に捉えるための視座を理解している
15週 多国籍企業の行動は何を変えてしまうのか 社会現象を資源配分の視点から説明できる
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験グループディスカッションの取組合計
総合評価割合7030100
基礎的能力7030100
専門的能力000
分野横断的能力000