デザインテクノロジー

科目基礎情報

学校 新居浜工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 デザインテクノロジー
科目番号 610009 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 生産工学専攻(機械工学コース) 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 吉川 貴士

到達目標


1. 商品やシステム開発における複数のアイデアの創造法理論を理解し、活用できる
2. アイデア・設計における感性の評価方法などを理解し、活用できる
3. アイデアを具現化する設計手法を理解し、活用できる
4. ものづくりに人間工学的思考を加味できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目18種類以上のアイデア創出方法の違い(メリット・デメリット)を理解し、実際に課題解決の場において活用できる5種類以上のアイデア創出方法を理解し、活用できる5種類以上のアイデア創出方法を理解し、活用できない
評価項目25種類以上のアイデア評価方法の違い(メリット・デメリット)を理解し、かつ、感性の評価について客観的定量評価ができる 3種類以上の評価方法を理解し、活用できる3種類程度の評価方法を理解し、活用できない
評価項目3課題から設計仕様(評価基準)を具体的に設定し、解決策を複数提案できるものづくり(設計)手順を理解し、活用できる 課題から機能的要求を抽出し、解決策を提案できない
評価項目4設計手順において、人間の生理学的特性など理解し、それらを活用してユニバーサルデザイン的課題解決できる人間の生理学的特性について理解し、ユニバーサルデザインの必要性を理解できる人間の特性を理解できないまたは、ユニバーサルデザインの必要性が理解できない

学科の到達目標項目との関係

専門知識 (B) 説明 閉じる
デザイン能力 (C) 説明 閉じる
コミュニケーション能力 (E) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
設計における原理・合理的手法、アイデアの創出から具現化、評価法およびその意思伝達の一連について学び、実践する。
授業の進め方・方法:
原理原則を学び、自学自習において実践し、理解を深める
注意点:
福祉機器開発における留意点なども学ぶ。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業の進め方および採点方法の説明、発想法の説明
2週 メタコンセプト法、ブレーンストーミング法、ブレーンライティング法
3週 メカニカル発想法、思考展開法
4週 設計開発工学(設計原理)
5週 概念設計
6週 設計手法(手順)
7週 評価方法(コスト・ベネフィット法、点数評価法、レクサット法)
8週 レクサット法(感性評価
2ndQ
9週 問題解決の基本手順とツール
10週 独創的な商品開発
11週 思考展開
12週 バリューエンジニアリング
13週 製造における完全自動化の弊害
14週 ユニバーサルデザイン的発想
15週 人間工学的発想
16週 エンジニアの責任

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000300100
基礎的能力0000000
専門的能力700000070
分野横断的能力000030030