生産技術英語演習

科目基礎情報

学校 新居浜工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 生産技術英語演習
科目番号 610011 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 生産工学専攻(機械工学コース) 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 配教科書/教材配布プリント/Peter Donovan 著 Basic English for Science(使える科学技術英語)南雲堂 ISBN 4-523-17339-7
担当教員 板垣 吉晃

到達目標

1.専門の科学技術に関する英語の文書を読んで理解することができること。
2. 科学技術の専門用語を正しく理解できること。
3. 物体の大きさや形,位置を英語で表現できること。
4. 材料の特性を英語で表現できること。
5. 技術英語の音声を聞いてある程度理解できること。
6. 数式を英語で表現できること。
7. 比較の英語表現ができること。
8. 実験操作の英語表現ができること。
9. 事実と予想・仮定の区別と表現ができること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
1.専門の科学技術に関する英語の文書を読んで理解することができること。科学技術に関する英語の文書を読んで全体の内容が理解できること。科学技術に関する英語の文書を読んで要点が理解できること。科学技術に関する英語の文書を読めない。
2. 科学技術の専門用語を正しく理解できること。専門用語を文脈に応じて正しく解釈できる。専門用語を英語である程度覚えている。専門用語をほとんど理解できない。
3. 物体の大きさや形,位置を英語で表現できること。物体の大きさや形,位置を英語で記述できる。物体の大きさや形,位置を英語で理解できること。物体の大きさや形,位置を英語で理解できない。
4. 材料の特性を英語で表現できること。材料の特性を英語で記述できること。材料の特性を英語で理解できること。材料の特性を英語で表現できない。
5. 技術英語の音声を聞いてある程度理解できること。技術英語の音声を聞いて内容が理解できること。技術英語の音声を聞いて内容の趣旨が理解できること。技術英語の音声を聞いても全く理解ができない。
6. 数式を英語で表現できること。数式を英語で記述できること。数式を英語で理解できること。数式を英語で全く理解できない。
7. 比較の英語表現ができること。比較の英語表現を理解し,記述できること。比較の英語表現を理解できること。比較の英語表現を全く理解できない。
8. 実験操作の英語表現ができること。実験操作の英語を表現ができること。実験操作の英語を理解できること。実験操作の英語が全く理解できない。
9. 事実と予想・仮定の区別と表現ができること。事実と予想・仮定の表現を区別して理解し,記述できること。事実と予想・仮定の表現を区別して理解できること。事実と予想・仮定の表現が全く理解できない。

学科の到達目標項目との関係

コミュニケーション能力 (E) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
英語で書かれた材料系の技術文書を読みこなし,さらに自ら英語で文書がある程度書くことができる様になることを目標として,そのための基礎的な英語表現や専門用語,リスニング力を身につける。
授業の進め方・方法:
授業はテキストに沿って行う。物質の形状,大きさ,配置,特性など生産技術や材料開発に関する基礎的な英語表現や専門用語を学んでいく.2週に一回(計6回),専門用語の知識を確認するための小テストを行う.
注意点:
これまでに学んだ英語の知識がベースとなるので,それらの復習も兼ねて行う。

本科目の区分

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業の進め方についての説明。工業英検模擬テスト(3級)を行い,各自現在の英語力を認識する。 1
2週 模擬テストの評価。物体の形状,大きさの表現を習得する(教科書 Unit1,Unit2)。 3
3週 数式の表現法を習得する(教科書 Unit3,Unit4)。
6
4週 位置関係の表現を習得する(教科書 Unit5)。
3
5週 動作を表す英語を習得する。他動詞自動詞の区別(教科書 Unit6)。 8
6週 材料の性質を表す表現を習得する(教科書 Unit7)。 4
7週 説明書を読む(教科書 Unit10)。
1
8週 中間試験
2ndQ
9週 因果関係に関する英語(教科書 Unit11, Unit14)。
9
10週 比較に関する英語表現(教科書 Unit12)。
9
11週 仮説の英語表現(教科書 Unit13)。
9
12週 実験方法の英語表現(教科書 Unit17)。
8
13週 実験方法の英語表現(教科書 Unit19)。 8
14週 実験結果の表現 1
15週
期末試験
16週 試験返却、復習

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

期末試験中間試験小テスト合計
総合評価割合503020100
基礎的能力0000
専門的能力503020100
分野横断的能力0000