到達目標
1. トラス構造,2次元弾性体の応力解析手法を説明できる.
2. き裂を有する材料の力学的取り扱いの基本事項について説明できる.
3. 機械構造物の信頼性解析の基本事項について説明できる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 静的荷重下での変形・強度・破壊について理解し,簡単な例題の計算ができる. | 静的荷重下での変形・強度・破壊について説明できる. | 静的荷重下での変形・強度・破壊について説明できない. |
評価項目2 | き裂を有する材料の力学的取り扱いの基礎理論を理解し,具体例の計算ができる. | き裂を有する材料の力学的取り扱いの基本事項について説明できる. | き裂を有する材料の力学的取り扱いの基本事項について説明できない. |
評価項目3 | クリープ・疲労寿命評価の基本事項を理解し,具体例の計算ができる. | クリープ・疲労寿命評価の基本事項について説明できる. | クリープ・疲労寿命評価の基本事項について説明できない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
機器の安全性を確保するために必要な変形および破壊の原因となるき裂の力学的取り扱い(破壊力学)の基礎理論を習得する.
授業の進め方・方法:
授業は,教科書および配布するプリントに沿って進める.
授業内容の理解を深めるために,適宜問題演習を行う.また,課題を与えレポートとして提出させる.
注意点:
この科目は専攻科演習科目(
2 単位)であり、総学修時間は 90 時間である。(内訳は授業時
間 60 時間、自学自習時間 30 時間である。)単位認定には 30 時間に相当する自学自習が必
須であり、 この 自学自習時間には、担当教員からの自学自習用課題、授業のための予習
復習時間、理解を深めるための演習課題の考察時間、および試験準備のための学習時間
を含むものとする。
本科目の区分
本授業では,本科で履修した数学(特に,行列と行列式,確率)、金属材料および材料力学を基礎学力として必要とするので,よく復習しておくこと.
授業中に適宜演習を行うので,電卓を必ず用意すること.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
静的強度:すべりと変形 |
1
|
2週 |
材料強度の制御 |
1
|
3週 |
延性・靭性・脆性 |
1
|
4週 |
脆性破壊 |
1
|
5週 |
弾性力学の基礎 |
1
|
6週 |
き裂先端の応力場 |
1
|
7週 |
応力拡大係数 |
2
|
8週 |
破壊靭性 |
2
|
2ndQ |
9週 |
疲労強度 |
2
|
10週 |
疲労き裂進展 |
2
|
11週 |
クリープ変型・破壊 |
2
|
12週 |
クリープ・疲労寿命評価 |
3
|
13週 |
材料強度の統計的性質 |
3
|
14週 |
信頼性設計 |
3
|
15週 |
期末試験 |
|
16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | 課題提出 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |