到達目標
1.文学作品を正しく理解する。
2.文学作品について解説文を作成することができる。
3.文学作品を鑑賞し、感想を持ち、それを表現できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 文学作品の内容をその背景を含めて正確に理解できる。 | 文学作品の内容について一定の理解ができる。 | 文学作品の内容を理解できない。 |
評価項目2 | 文学作品の内容に関して論理的で説得力のある解説文をつくることができる。 | 文学作品の内容に関して解説文を作ることができる。 | 文学作品の内容に関する解説文をつくることができない。 |
評価項目3 | 文学作品を鑑賞し、感想を持ち、それを適切な表現で伝えることができる。 | 文学作品を鑑賞し、感想を持ち、ある程度それを表現できる。 | 文学作品を鑑賞し、感想を持ち、表現することができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
中国残留日本人の運命を描いた名作、山崎豊子『大地の子』を読み解きながら、その時代について考える。さらに、戦争および日本と中国の関係について描いた他の作品を参考にしつつ、自ら考え表現する力を養う。
授業の進め方・方法:
本科の国語をふまえて戦後文学に特化した講義を行う。関連資料(自作プリント)を用いて、文学が生成される背景等に重点を置く。
注意点:
学習単位を導入するので、レポートの提出は必ず行うこと。日頃から、戦争や日中近代史に関して、新聞や書籍に目を通し、視野を広げてほしい。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス/「父二人」 |
1
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2週 |
日中戦争とは何か |
1
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3週 |
文学作品の中の「日中戦争」 |
1
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4週 |
文学作品の中の「終戦」 |
1
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5週 |
「流刑」/文化大革命について(1) |
1
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6週 |
「再会」/文化大革命について(2) |
1
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7週 |
「黒災」/国交回復後の日中関係(1) |
1
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8週 |
「長城」/国交回復後の日中関係(2) |
1
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2ndQ |
9週 |
「日本」/残留孤児問題(1) |
1
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10週 |
「兄弟」/残留孤児問題(2) |
1
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11週 |
「密告」/戦争を考える(1)-司馬遼太郎「この国のかたち」 |
1
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12週 |
「父と子」/戦争を考える(2)-司馬遼太郎「坂の上の雲」 |
1
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13週 |
「冤罪」/戦争を考える(3)-司馬遼太郎「街道を行く 台湾紀行」 |
1
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14週 |
「長江」/戦争を考える(4)-司馬遼太郎「街道を行く 台湾紀行」 |
1
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15週 |
戦後文学の戦争観・意見交換 |
1,3
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16週 |
期末試験・レポート提出・まとめ |
2,3
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |