数値計算法及び演習B

科目基礎情報

学校 新居浜工業高等専門学校 開講年度 2019
授業科目 数値計算法及び演習B
科目番号 610020 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 3
開設学科 生産工学専攻(環境材料工学コース) 対象学年 専2
開設期 後期 週時間数 後期:4
教科書/教材 配布プリント
担当教員 三井 正

到達目標

1. Matlab を用いてベクトル・行列の計算ができる。
2. Matlab の制御構造や関数をさくせいできる。
3. Matlab を用いてグラフを作成できる。
4. Matlab を数値計算に利用できる。
5. Matlab を数式処理に利用できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1Matlab を用いてベクトル・行列の複雑な計算ができる。Matlab を用いてベクトル・行列を作成し、計算することができる。Matlab を用いたベクトル・行列の計算ができない。
評価項目2Matlab の制御構造や作成した関数を利用して高度な計算ができる。Matlab の制御構造や関数を作成できる。Matlab の制御構造や関数を作成できない。
評価項目3Matlab を用いて2次元や3次元のグラフを作成し、アニメーションにすることができる。Matlab を用いて2次元や3次元のグラフを作成できる。Matlab を用いてグラフを作成できない。
評価項目4Matlab の関数を用いた数値計算と制御構造などを利用して複雑な計算ができる。Matlab の関数を用いた基本的な計算ができる。Matlab を用いた数値計算ができない。
評価項目5Matlab の数式処理を実際の問題に応用できる。Matlab を用いて簡単な数式処理ができる。Matlab を用いた数式処理ができない。

学科の到達目標項目との関係

自然科学および複合的な工学の知識 (A) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
高度な数値計算や視覚化を容易に行うことができるツールとして Matlab をとりあげ、これを利用するための基礎的なテクニックを学習する。
授業の進め方・方法:
配布プリントをもとに、Matlab の利用方法を説明し、実際にプログラムを作成する演習を行う。
注意点:
欠課時間数が総授業時間の1/4を超えた場合は、原則として単位を認定しない。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ベクトル・行列と2次元グラフ 1
2週 繰り返し構造 2
3週 条件分岐 2
4週 関数定義 2
5週 3次元グラフ 3
6週 非線形方程式の解、関数の最大値・最小値 4
7週 行列の固有値・固有ベクトル 4
8週 中間試験
4thQ
9週 試験返却、解説、データの補間と数値積分 4
10週 フーリエ変換 4
11週 音声のフーリエ変換 4
12週 微分方程式の数値解法 4
13週 統計解析 4
14週 数式処理の基礎 5
15週 期末試験
16週 試験返却、解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題合計
総合評価割合8020100
基礎的能力8020100
専門的能力000
分野横断的能力000