科学技術表現演習

科目基礎情報

学校 新居浜工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 科学技術表現演習
科目番号 610033 科目区分 専門 / 選択
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 生産工学専攻(環境材料工学コース) 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 自作のプリントなど
担当教員 當代 光陽

到達目標

1.論旨をもった文章表現ができる
2.明快な文章表現方法を理解し、記述できる
3.論理的で正確な文章を構成することができる 

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1模範とした文章例を挙げて、論旨をもった文章表現ができる論旨をもった文章表現ができる論旨をもった文章表現ができない
評価項目2明快な文章表現方法を理解し、具体例を挙げて記述できる明快な文章表現方法を理解し、記述できる明快な文章表現方法を理解し、記述できない
評価項目3論理的で正確な文章を構成し、報告書等を作成することができる 論理的で正確な文章を構成することができる 論理的で正確な文章を構成することができない 
評価項目4国際科学雑誌を論理的かつ正確に読み取ることができる。国際科学雑誌を正確に読み取ることができる。国際科学雑誌を正確に読み取ることができない。
評価項目5意図した文章表現に沿った図面の作成ができる。図面の作成ができる。図面の作成ができな。

学科の到達目標項目との関係

コミュニケーション能力 (E) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本科科目「卒業研究」で提出されたその報告書をもう一度、推敲するとともに科学論文・口頭発表・ポスター発表についての基礎知識を修得する。本科目は課題についての論述であり、継続した日々の日本語および英語による文章を読む・書く行為が大切である。従って、国語4などの一般科目の復習も必要である。
授業の進め方・方法:
履修上の注意:「書く能力」の向上には、その時間を意識的に増やすと共に、書くための学習が不可欠だと考える。また、「考えること」とは、書く行動を伴うことで、深く多方面から考えることができる。そこで、本授業では、講義時間内および自宅において自らの手を使って(自筆で)書くということを行う。
 さらに、書くべき内容を理解し、纏めていないと、その内容を有効に表現したプレゼンテ-ションが出来ない。従って、与えられた課題について考えて、理解し、纏めて書くという一連の活動のトレーニングを繰り返し行おう。実験や研究の報告書を書くことは、専攻科の学習においても、また、将来、専門的な仕事に就いてからも、極めて必要なものである。
注意点:
本科科目「卒業研究」の報告書を再度、推敲しよう。本科目は課題についての論述であり、継続した日々の文章を読む・書く行為が大切である。従って、国語1~4などの一般科目の復習も必要である。
レポート(提出物)100%。なお、授業の欠席回数が1/4を超えた場合は、原則として単位を認定しない。

本科目の区分

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
2週 科学論文とは何か1
3週 科学論文とは何か2
4週 論文の構成1
5週 論文の構成2
6週 論文の構成3
7週 日本語および英語による作文技術1 1.2
8週 日本語および英語による作文技術2 1.2
2ndQ
9週 日本語および英語による作文技術3 1.2
10週 日本語および英語による作文技術4 1.2
11週 日本語および英語による作文技術5 1.2
12週 推敲1 1.2.3
13週 推敲2 1.2.3
14週 推敲3 1.2.3
15週 口頭発表とポスター発表の心得とそのスキル1 1.2.3
16週 口頭発表とポスター発表の心得とそのスキル2 1.2.3

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

提出物合計
総合評価割合100100
語学力3030
文章表現力7070