材料機能制御実習2

科目基礎情報

学校 新居浜工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 材料機能制御実習2
科目番号 610043 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 生産工学専攻(環境材料工学コース) 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 配布プリント
担当教員 日野 孝紀,真中 俊明

到達目標

1.材料機能の発現メカニズムが理解できる。
2.所定の機能を有する材料の設計ができる。
3.設計通りに材料を作製できる。
4.材料機能評価ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1材料機能の発現メカニズムを具体的な材料を例に挙げて説明でき、理解できる。材料機能の発現メカニズムが理解できる。材料機能の発現メカニズムが理解できない。
評価項目2所定の機能を具体的に説明でき、その機能を有する材料の設計ができる。所定の機能を有する材料の設計ができる。所定の機能を有する材料の設計ができない。
評価項目3設計通りの材料を選択でき、それらの材料の基本的性質を説明できると共に、それらの作製ができる。設計通りに材料を作製できる。設計通りに材料を作製できない。
評価項目4材料機能評価についてどのような測定機器が必要か説明でき、その評価ができる。材料機能評価ができる材料機能評価ができない。

学科の到達目標項目との関係

問題解決能力 (C) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
金属材料のミクロ組織制御を通して、材料における機能性の発現機構や開発の手法について理解する。
授業の進め方・方法:
材料のもつ機能には様々な因子が複雑に関係しており、その特性を制御するのは非常に難しい。材料の作製法・機能発現に至る手法など、自身の力で見出せるよう思考し、実際に材料を作製することで、理論的な材料設計能力と問題解決能力の向上を期待する。
注意点:

本科目の区分

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
2週 金属材料の特性 1.2
3週 金属材料の評価方法1 2.4
4週 金属材料の評価方法2 2.4
5週 金属材料の評価方法3 2.4
6週 金属材料の評価方法4 2.4
7週 中間発表 1.2.3.4
8週 金属材料の熱処理1 1.2.3
4thQ
9週 金属材料の熱処理2 1.2.3
10週 金属材料の熱処理3 1.2.3
11週 金属材料の熱処理4 1.2.3
12週 金属材料の機能評価1 1.4
13週 金属材料の機能評価2 1.4
14週 金属材料の機能評価3 1.4
15週 金属材料の機能評価4 1.4
16週 最終発表 1.2.3.4

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

材料設計能力発表成果物(提出物)ノート合計
総合評価割合25252030100
専門的能力25252030100