起業工学

科目基礎情報

学校 新居浜工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 起業工学
科目番号 610103 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 生産工学専攻(環境材料工学コース) 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 配布プリント/事業性評価融資 中村中著 (ビジネス教育出版社)、ビジネス・フレームワーク 堀公俊著 (日本経済新聞出版社)、イノベーション政策の科学 山口栄一編著 (東京大学出版会)
担当教員 眞鍋 正臣

到達目標

1. 世界・日本・地域の経済事情と起業環境の基礎的な知識が理解できる。
2. 企業経営の基礎と資金調達およびベンチャー企業の特徴を理解できる。
3. イノベーション経営の特徴を理解できる。
4. MOT(技術経営)およびPEST分析の特徴を理解できる。
5. 起業実践事例について学び、起業の意義を理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1世界・日本・地域の経済事情と起業環境の基礎的な知識を詳しく説明できる。世界・日本・地域の経済事情と起業環境の基礎的な知識を説明できる。世界・日本・地域の経済事情と起業環境の基礎的な知識を説明できない。
評価項目2企業経営の基礎と資金調達およびベンチャー企業の特徴を詳しく説明できる。企業経営の基礎と資金調達およびベンチャー企業の特徴を説明できる。企業経営の基礎と資金調達およびベンチャー企業の特徴を説明できない。
評価項目3イノベーション経営の特徴を詳しく説明できる。イノベーション経営の特徴を説明できる。イノベーション経営の特徴を説明できない。
評価項目4MOT(技術経営)およびPEST分析の特徴を詳しく説明できる。MOT(技術経営)およびPEST分析の特徴を説明できる。MOT(技術経営)およびPEST分析の特徴を説明できない。
評価項目5起業実践事例について学び、起業の意義を詳しく説明できる。起業実践事例について学び、起業の意義を説明できる。起業実践事例について学び、起業の意義を説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教養 (D) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
世界・日本・地域の経済事情と起業環境を踏まえて、実際の起業を考える場合に役立つベンチャー企業、イノベーション経営、MOT(技術経営)、資金調達、起業実践事例について学ぶことにより、起業意欲を喚起したい。
授業の進め方・方法:
集中講義として開講する。なお、授業の欠席回数が1/4を超えた場合は、原則として単位を認定しない。
注意点:
本科目は研究開発型企業経営の基本と実践について学ぶ特色ある科目である。積極的に受講することを望む。本科目は、本科開講の経営工学および専攻科開講のベンチャービジネス概論、品質・安全管理と関連する。

本科目の区分

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 世界・日本・地域の経済事情と起業環境について 1
2週 企業経営の基礎(財務・会計の側面) 2
3週 企業経営の基礎(販売・原価計算の側面) 2
4週 ベンチャー企業の経営および利益の源泉 2
5週 イノベーション経営について 3
6週 MOT(技術経営) について 4
7週 PEST分析 4
8週 起業提案事例発表 5
4thQ
9週 討論とまとめ 1,2,3,4,5
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

レポート合計
総合評価割合100100
基礎的能力00
専門的能力100100
分野横断的能力00