材料強度評価法

科目基礎情報

学校 新居浜工業高等専門学校 開講年度 2019
授業科目 材料強度評価法
科目番号 610110 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 生産工学専攻(環境材料工学コース) 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 基礎強度学  星出敏彦 著  (内田老鶴圃)
担当教員 越智 真治

到達目標

1. トラス構造,2次元弾性体の応力解析手法を説明できる.
2. き裂を有する材料の力学的取り扱いの基本事項について説明できる.
3. 機械構造物の信頼性解析の基本事項について説明できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1トラス構造,2次元弾性体の応力解析手法を理解し,簡単な例題の計算ができる.トラス構造,2次元弾性体の応力解析手法を説明できる.トラス構造,2次元弾性体の応力解析手法を説明できない.
評価項目2き裂を有する材料の力学的取り扱いの基礎理論を理解し,具体例の計算ができる.き裂を有する材料の力学的取り扱いの基本事項について説明できる.き裂を有する材料の力学的取り扱いの基本事項について説明できない.
評価項目3機械構造物の信頼性解析の基本事項を理解し,具体例の計算ができる.機械構造物の信頼性解析の基本事項について説明できる.機械構造物の信頼性解析の基本事項について説明できない.

学科の到達目標項目との関係

専門知識 (B) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
機器の安全性を確保するために必要な応力解析(有限要素法)および破壊の原因となるき裂の力学的取り扱い(破壊力学)の基礎理論を習得する.
さらに,機械構造物の信頼性解析の基礎的な考え方についても理解する.
授業の進め方・方法:
授業は,教科書および配布するプリントに沿って進める.
授業内容の理解を深めるために,適宜問題演習を行う.また,課題を与えレポートとして提出させる.
注意点:
本授業では,本科で履修した数学(特に,行列と行列式,確率)および材料力学を基礎学力として必要とするので,よく復習しておくこと.
授業中に適宜演習を行うので,電卓を必ず用意すること.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 マトリクス法によるトラスの解析と演習 1
2週 マトリクス法によるトラスの解析と演習 1
3週 マトリクス法によるトラスの解析と演習 1
4週 二次元弾性問題の解析と演習 1
5週 二次元弾性問題の解析と演習 1
6週 二次元弾性問題の解析と演習 1
7週 応力拡大係数 2
8週 応力拡大係数 2
2ndQ
9週 破壊じん性 2
10週 疲労き裂進展 2
11週 その他のき裂進展問題 2
12週 信頼性解析の基礎 3
13週 確率分布 3
14週 信頼性設計 3
15週 期末試験
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ課題提出合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力0000000
専門的能力80000020100
分野横断的能力0000000