センサー工学

科目基礎情報

学校 新居浜工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 センサー工学
科目番号 610116 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 生産工学専攻(環境材料工学コース) 対象学年 専2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 プリント配布など
担当教員 中山 享

到達目標

1.センサーの定義と分類(種類)を理解し、説明できること。
2.代表的な圧力センサー、温度センサー、光センサー、ガスセンサーの原理を理解し、説明できること。
3.半導レーザーおよび固体レーザーの原理を理解し、説明できること。
4.SDGsに関連したセンサーの果たす役割を理解し、説明できること。
6.身近なセンサーおよびレーザー製品について、その作動原理と応用方法を自学し、発表できること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1センサーの定義と分類(3種類以上の分類方法)を理解し、説明できる。センサーの定義と分類(1種類)を理解し、説明できる。センサーの定義と分類(1種類)を理解し、説明できない。
評価項目2各センサーにおいて、実際に使われているセンサーを3つ以上挙げ、その作動原理を説明できる。各センサーにおいて、実際に使われているセンサーを1つ挙げ、その作動原理を説明できる。各センサーにおいて、実際に使われているセンサーを1つ挙げ、その作動原理を説明できない。
評価項目3半導レーザーおよび固体レーザーの基本的な特性を理解し、説明できる。ダイオード(p-n接合)やトランジスタの特性についても説明できる。半導レーザーおよび固体レーザーの基本的な特性を理解し、説明できる。半導レーザーおよび固体レーザーの基本的な特性を理解し、説明できない。
評価項目4SDGsに関連したセンサーの果たす役割を理解し、今後の動向等について説明ができる。SDGsに関連したセンサーの果たす役割を理解し、説明ができる。SDGsに関連したセンサーの果たす役割を理解し、説明ができない。
評価項目5身近なセンサーおよびレーザー製品について、その作動原理と応用方法を自学し、その作動原理に関連した物理・化学等の法則を含めた配布資料の作成し、それを用いて発表ができる。身近なセンサーおよびレーザー製品について、その作動原理と応用方法を自学し、配布資料の作成し、それを用いて発表ができる。身近なセンサーおよびレーザー製品について、その作動原理と応用方法を自学し、配布資料の作成し、それを用いて発表ができない。

学科の到達目標項目との関係

専門知識 (B) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
各種センサーおよびレーザーの応答原理を物理・化学の法則と結びつけて理解することにより、各自の知識の応用訓練を行う。また、後半においては、身近なセンサーおよびレーザー製品についてまとめ、発表することによりプレゼンテーション能力の向上を図ることを目的とする。
授業の進め方・方法:
前半では、各種センサーおよびレーザーの原理と応用について説明する。後半では、全員が数回身近なセンサーおよびレーザー製品を選択し、プレゼンテーションを行い、学生間での相互評価も実施する。
注意点:
各センサーおよびレーザーの原理を理解するためには、物理・化学の基礎知識に基づいて理解することが大切である。

本科目の区分

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 センサーの定義と分類、圧力センサーの原理と種類 評価項目1,2
2週 温度センサーの原理と種類、光センサーの原理と種類 評価項目2
3週 ガスセンサーの原理と種類、湿度センサーの原理と種類 評価項目2
4週 レーザーの原理と特性 評価項目3
5週 身近な圧力センサーについての発表(原稿A4 4枚) 評価項目5
6週 身近な温度センサーについての発表(原稿A4 4枚) 評価項目5
7週 身近な光センサーについての発表(原稿A4 4枚) 評価項目5
8週 身近なガスセンサーについての発表1(原稿A4 4枚) 評価項目5
4thQ
9週 身近なガスセンサーについての発表2(原稿A4 4枚) 評価項目5
10週 身近な湿度センサーについての発表(原稿A4 4枚) 評価項目5
11週 身近なレーザー製品についての発表1(原稿A4 4枚) 評価項目5
12週 身近なレーザー製品についての発表2(原稿A4 4枚) 評価項目5
13週 SDGsに関連したセンサーの役割およびそれらについての発表1(原稿A4 4枚) 評価項目4,5
14週 SDGsに関連したセンサーの役割およびそれらについての発表2(原稿A4 4枚) 評価項目4,5
15週 期末試験 評価項目1,2,3,4
16週 テスト返却と解説 評価項目1,2,3,4

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価発表資料合計
総合評価割合60553000100
基礎的能力300000030
専門的能力3055300070
分野横断的能力0000000