到達目標
1.日本近現代文学について、基本的な知識と教養を身につける。
2.文学作品を読み解き、独自の観点や評価を導き出すことができる。
3.先行研究を的確に用いて、論理的文章を書くことができ、多様な意見をふまえながら、自分の考えや意見を発展させることができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 日本近現代文学について、基本的な知識と教養を身につけ、理解を深めている。 | 日本近現代文学について、基本的な知識を身につけている。 | 日本近現代文学について、基本的な知識と教養をもてない。 |
評価項目2 | 文学作品を読み解き、独自の観点や考察を導きだすことができる。 | 文学作品を読み、その内容について、感想をまとめられる。 | 文学作品を読み、その内容について理解できず、感想も書けない。 |
評価項目3 | 先行研究を的確に引用しながら、自分の考えを、論理的文章で書くことが出来る。 | 先行研究を調査し、その内容をまとめることが出来る。 | 先行研究の調査ができず、論理的文章が書けない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
本科の国語から発展し、日本近現代文学の知識を深めると同時に、作品読解や作家研究について実践的に学びます。
資料調査と作品分析により独自の観点を導き出し、論理的文章にまとめたり発表することで、読解力、表現力、文章力を磨きます
授業の進め方・方法:
最初の数回の講義では、日本近現代文学についての講義、作家研究・作品研究についての講義をします。
その後、実際に参加者が作家分析・作品分析の発表をします。質疑応答や意見交換をしながら、内容理解を進めます。
注意点:
学習単位を導入するので、レポートの提出は必ず行うこと。
また、各回ごとに積極的な意見交換を求めるので、必ず作品を読んで参加してください。
***
この科目は専攻科講義科目(2単位)であり、総学修時間は90時間である。(内訳は授業時間30時間、自学自習時間60時間である。)
単位認定には60時間に相当する自学自習が必須であり、この自学自習時間には、担当教員からの自学自習用課題、授業のための予習復習時間、理解を深めるための演習課題の考察時間、および試験準備のための学習時間を含むものとする。
本科目の区分
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンスーー日本近現代文学について |
1(知識),
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2週 |
日本近現代文学について |
1(知識),
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3週 |
日本近現代文学について |
1(知識),
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4週 |
夏目漱石「夢十夜」 |
1(理解),2(分析と考察) 3(表現)
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5週 |
夏目漱石「夢十夜」 |
1(理解),2(分析と考察) 3(表現)
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6週 |
夏目漱石「こころ」 |
1(理解),2(分析と考察) 3(表現)
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7週 |
夏目漱石「こころ」 |
1(理解),2(分析と考察) 3(表現)
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8週 |
夏目漱石「硝子戸の中」 |
1(理解),2(分析と考察) 3(表現)
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2ndQ |
9週 |
夏目漱石「硝子戸の中」 |
1(理解),2(分析と考察) 3(表現)
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10週 |
芥川龍之介「河童」 |
1(理解),2(分析と考察) 3(表現)
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11週 |
芥川龍之介「河童」 |
1(理解),2(分析と考察) 3(表現)
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12週 |
大江健三郎「不意の唖」 |
1(理解),2(分析と考察) 3(表現)
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13週 |
大江健三郎「不意の唖」
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1(理解),2(分析と考察) 3(表現)
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14週 |
今村夏子「むらさきのスカートの女」 |
1(理解),2(分析と考察) 3(表現)
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
試験返却 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | レポート | | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 20 | 20 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 60 | 20 | 20 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |