特別研究1

科目基礎情報

学校 新居浜工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 特別研究1
科目番号 630023 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実習 単位の種別と単位数 履修単位: 6
開設学科 生物応用化学専攻 対象学年 専1
開設期 通年 週時間数 6
教科書/教材 指導教員に委ねる。
担当教員 中山 享,早瀬 伸樹,衣笠 巧,勝浦 創,間淵 通昭,堤 主計,橋本 千尋,喜多 晃久,田頭 歩佳,大村 聡

到達目標

1.研究テーマの目的を、社会的背景や既往の研究と関連づけて理解できること。
2.研究目的に沿って実験計画を立案し、それに従って実験を遂行できること。また、実験結果に応じて計画の変更を提案できること。
3.得られた実験データを整理し、論理的な解釈ができること。
4.実験成果を取りまとめ、論理的に文書で記述できること。
5.実験成果を学会等で発表し、討論において的確に受け答えができること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1研究テーマの目的を、社会的背景や既往の研究と関連づけて理解し論理的に説明できる研究テーマの目的を、社会的背景や既往の研究と関連づけて理解できる研究テーマの目的を、社会的背景や既往の研究と関連づけて理解できない
評価項目2研究目的に沿って実験計画を立案し、それに従って実験を遂行できること。また、実験結果に応じて計画の変更を提案できる。研究目的に沿って実験計画を立案し、それに従って実験を遂行できる。研究目的に沿って実験計画を立案し、それに従って実験を遂行できない。
評価項目3得られた実験データを整理し、論理的な解釈ができ詳しく説明できる。得られた実験データを整理し、論理的な解釈ができる。得られた実験データを整理し、論理的な解釈ができない。
評価項目4実験成果を取りまとめ、成果の意義を含めて論理的に文書で記述できる。実験成果を取りまとめ、論理的に文書で記述できる。 実験成果を取りまとめ、論理的に文書で記述できない。
評価項目5実験成果を学会等で発表し、討論において的確に受け答えができる。実験成果を学会等で発表することができる。実験成果を学会等で発表できない。 討論において受け答えができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
応用化学と生物工学に関する高度な専門知識と実験技術、自主的・計画的に研究を推進できる能力、さらには社会の要求に対応して新しい技術を提起できる能力を身につけることを目的として、個別のテーマを持って研究を実施する。また、研究報告書作成、論文作成、研究発表を通して、文章表現能力とプレゼンテーション能力を会得する。
授業の進め方・方法:
学生各自が研究テーマを持ち、各指導教員の下に研究を行う。テーマの分野は次の通りである。
新規機能性セラミックスの開発、環境汚染物質の微生物分解、界面活性剤を用いたタンパク質の分離、溶媒抽出法による着色排水の処理、高分子と界面活性剤の相互作用、光機能性分子の合成と応用、生分解性高分子の合成と実用化、逆ミセルを用いたタンパク質の抽出分離、薬剤放散デバイスの開発、環境応答性高分子溶液の機構解明とその応用、未利用難分解バイオマスからの有用物質生産、環境応答性分子の設計と応用、動物細胞を用いた食品成分の機能性評価 等。
前期末と学年末に報告書を提出する。また、学会等において1回は発表を行うことを目標とする。
注意点:
長期間にわたって、各自が1つのテーマに取り組むことになるので、自身の研究分野の背景・基礎知識を学びながら 、しっかりとした計画の下に自主的に研究を遂行してもらいたい。 文章表現能力およびプレゼンテーション能力の向上も心がけてほしい。

本科目の区分

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

報告書(前期末)報告書(学年末)相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合50500000100
基礎的能力0000000
専門的能力50500000100
分野横断的能力0000000