化学技術英語演習

科目基礎情報

学校 新居浜工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 化学技術英語演習
科目番号 630105 科目区分 専門 / 選択
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 生物応用化学専攻 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 配布プリント/高校すいすい暗記基本英文法  高校英語研究会 編  (受験研究社) などの英文法書
担当教員 西井 靖博

到達目標

1.英語基本5文型の例文がいつでも提示できる事
2.英文の文型が識別できる事
3.自動詞と他動詞の区別,動詞の過去形と過去分詞形の区別,形容詞と副詞の区別,目的語と補語の区別ができる事
4.目的語を含む形の文について,能動形―受動形の変換ができる事
5.関係代名詞の先行詞と格が判る事。関係代名詞の文を独立単文に分解する事,単文を関係代名詞で結ぶ事ができる事
6.関係代名詞の代わりに,不定詞,現在分詞,過去分詞を使って書き換えができる事
7.名詞節を導く接続詞”that”が使いこなせる事。関係代名詞の”that”と区別できる事
8.文中の代名詞が何を指すか,見つけられる事
9.辞書が使いこなせる事。文中の言葉の用法が,辞書に示されているどの用法に相当するか,例文なども参照して,識別できる事
10.長文を構成単文に分解できる事

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
英語基本5文型の例文がいつでも提示できる事英語基本5文型の例文がいつでも複数提示できる 英語基本5文型の例文が提示できる 英語基本5文型の例文が提示できない
英文の文型が識別できる事英文の文型がいつでも識別できる英文の文型が識別できる英文の文型が識別できない
自動詞と他動詞の区別,動詞の過去形と過去分詞形の区別,形容詞と副詞の区別,目的語と補語の区別ができる事自動詞と他動詞の区別,動詞の過去形と過去分詞形の区別,形容詞と副詞の区別,目的語と補語の区別がいつでもできる自動詞と他動詞の区別,動詞の過去形と過去分詞形の区別,形容詞と副詞の区別,目的語と補語の区別ができる自動詞と他動詞の区別,動詞の過去形と過去分詞形の区別,形容詞と副詞の区別,目的語と補語の区別ができない
目的語を含む形の文について,能動形―受動形の変換ができる事目的語を含む形の文について,いつでも能動形―受動形の変換ができる目的語を含む形の文について,能動形―受動形の変換ができる目的語を含む形の文について,能動形―受動形の変換ができない
関係代名詞の先行詞と格が判る事。関係代名詞の文を独立単文に分解する事,単文を関係代名詞で結ぶ事ができる事いつでも関係代名詞の先行詞と格が判り、関係代名詞の文を独立単文に分解する事,単文を関係代名詞で結ぶ事ができる関係代名詞の先行詞と格が判り、関係代名詞の文を独立単文に分解する事,単文を関係代名詞で結ぶ事ができる関係代名詞の先行詞と格が判らず、関係代名詞の文を独立単文に分解する事,単文を関係代名詞で結ぶ事ができない
関係代名詞の代わりに,不定詞,現在分詞,過去分詞を使って書き換えができる事関係代名詞の代わりに,不定詞,現在分詞,過去分詞を使っていつでも書き換えができる関係代名詞の代わりに,不定詞,現在分詞,過去分詞を使って書き換えができる関係代名詞の代わりに,不定詞,現在分詞,過去分詞を使って書き換えができない
名詞節を導く接続詞”that”が使いこなせる事。関係代名詞の”that”と区別できる事名詞節を導く接続詞”that”が使いこなせ、関係代名詞の”that”と常に区別できる名詞節を導く接続詞”that”が使いこなせ、関係代名詞の”that”と区別できる名詞節を導く接続詞”that”が使いこなせず、関係代名詞の”that”と区別できない
文中の代名詞が何を指すか,見つけられること文中の代名詞が何を指すか,いつでも見つけることができる文中の代名詞が何を指すか,見つけることができる文中の代名詞が何を指すか,見つけることができない
辞書が使いこなせる事。文中の言葉の用法が,辞書に示されているどの用法に相当するか,例文なども参照して,識別できる事辞書が使いこなせ、文中の言葉の用法が,辞書に示されているどの用法に相当するか,例文なども参照して,常に識別できる辞書が使いこなせ、文中の言葉の用法が,辞書に示されているどの用法に相当するか,例文なども参照して,識別できる辞書が使いこなせ、文中の言葉の用法が,辞書に示されているどの用法に相当するか,例文なども参照して,識別できない
長文を構成単文に分解できる事長文をいつでも構成単文に分解できる長文を構成単文に分解できる 長文を構成単文に分解できない

学科の到達目標項目との関係

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JABEE D-3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
技術英文を正確に読みこなして、専門書や論文の英語の内容が正確に把握できるようになることを目標にして、必要な英文法の知識とその応用法の基本を身につける。
授業の進め方・方法:
使い慣れた英和辞典と英文法書を毎時間持参する事。技術文は曖昧であってはいけない。一通りの解釈しか許されない。英語を母国語としない人間が、解からない英文でも時間をかければ正確な訳に到達するようになるためには、英文法に頼るしかない。
長い英文はいくつかの短い文(単文)を結びつけたものである。従って、長文を構成単文に分解してその意味を掴めば正確な訳ができる。その手法として、長文の中の動詞を全て拾い出し、それが述語動詞になるような単文を作ることを練習をする。
注意点:
本科で学んだ技術英語1,2および工業英語を習得しておくことが重要である。さらに、特別研究での研究報告書英文要旨の作成や、研究に関する英語論文の精読に役立つので積極的に取り組みましょう!本科目は、特別研究、先端機器測定実習、有機合成化学、特許化学概論に続く。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 知っている単語から成る英文を個々に訳させ、提出された何通りかの訳を比較して、全員が同じ訳をするべきだと認識させ、この科目の必要性と授業の進め方を説明する 1
2週 文の要素と5文型。目的語と補語。文の要素と修飾語の違い。句と節。
長文の文型を把握するための基本練習
2
3週 品詞。自動詞と他動詞。動詞の活用。名詞の各変化。形容詞と副詞。辞書の使い方。
英文読解
9
4週 技術文の特徴である、無生物主語に関する受身文の解説(O文、O+O文、O+C文の能動―受動変換) 
英文読解
1,4
5週 関係代名詞による文の結合、関係代名詞で結ばれた文の単文への分解。、分詞で修飾された技術英文の読解。 
英文読解
5
6週 現在分詞、過去分詞、不定詞で修飾された文について、その動詞を使って単文に分ける。
英文読解
1
7週 名詞節を導く接続詞that(that節)の働き。仮主語itの働き。
英文読解
7
8週 中間試験
2ndQ
9週 試験結果に関して、間違いが多い点を取り上げて解説 1
10週 太陽エネルギー利用に関する英文の読解 1-10
11週 力学に関する技術英文の読解 1-10
12週 冷蔵庫に関する技術英文の読解 1-10
13週 各自の特別研究テーマに関する論文の全訳提出。その論文の一部の翻訳試験 1-10
14週 光に関する技術英文の読解 1-10
15週 微生物に関する技術英文の読解
酵素に関する技術英文の読解
1-10
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力5010000060
専門的能力3010000040
分野横断的能力0000000