日本文化史

科目基礎情報

学校 新居浜工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 日本文化史
科目番号 600101 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電子工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 資料プリント、関係映像など
担当教員 佐伯 徳哉

到達目標

1、伝統的な日本の産業文化の特色を述べることができる。2、石見銀山と類似資産との比較が論理的にできる。3、伝統的な日本の産業文化の価値を近代産業の中でどう活かしうるか、考えをまとめ論じることができる。4、東アジア的・世界史的な交流という視点から日本史の動きを説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1伝統的な日本の産業文化の特色を、映像・画像・考古遺物など関連させながら分析し、論理的に文章表現できる。伝統的な日本の産業文化の特色を、映像・画像・考古遺物などをてがかりに述べることができる。伝統的な日本の産業文化の特色を、映像・画像・考古遺物などから読み取ることができない。
評価項目2石見銀山と類似遺産との比較を、映像・画像や文献を分・関連させながらいくつかの範疇から総合的に文章で表現することができる。石見銀山と類似遺産との比較を、映像・画像や文献をてがかりに複数の事象から述べることができる。石見銀山と類似遺産に関するエイッ増・画像や文献から情報を読み出せない。
評価項目3伝統的な日本の産業文化の価値を近代産業の中でどう活かしうるか、基本的な考え方を現場においてどう実践できるか両面からオリジナルな考えを論じることができる。伝統的な日本の産業文化の価値を近代産業の中でどう活かしうるか、基本的な考え方として論じることができる。伝統的な日本の産業文化の価値を近代産業の中でどう活かしうるか論じることができない。
評価項目4東アジア的・世界史的な交流と日本史の動きを有機的に関連付けながら文章で表現できる。東アジア的・世界史駅な交流と、日本史の動きに関する個別知識を述べることができる。ドづ時台の東アジア史・世界史や日本史の動きを述べられる知識が身についていない。

学科の到達目標項目との関係

教養 (D) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
前近代における日本の産業の特色と歴史的意義を、石見銀山遺跡の世界遺産登録の過程で行われた文献史学・考古学・地理学・科学などの多角的研究と、類似遺産との比較研究をひもときながら考える。
授業の進め方・方法:
講義形式、課題プリントによる自学自習
注意点:
本科で学習した歴史1(世界史)・歴史2(日本史)や地理の内容をおさらいしておいてください。
なお、この科目は専攻科講義科目(2単位)であり、総学習時間は90時間である。(内訳は授業時間30時間、自学自習時間60時間である。)単位認定には60時間に相当する自学自習が必須であり、この学習時間には、担当教員からの自学自習課題、授業のための予習復習時間、理解を深めるための演習課題の考察時間、および試験準備のための学習時間を含むものとする。

本科目の区分

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 世界遺産と産業遺産 東アジア的・世界史的な交流と日本史の動きを有機的に関連付けながら文章で表現できる。
2週 石見銀山遺跡の概要と世界遺産登録へのプロセス 伝統的な日本の産業文化の価値を近代産業の中でどう活かしうるか、基本的な考え方として論じることができる。
3週 石見銀山の歴史 東アジア的・世界史的な交流と日本史の動きを有機的に関連付けながら文章で表現できる。
4週 石見銀山遺跡の構成資産とその特徴(1) 伝統的な日本の産業文化の特色を、映像・画像・考古遺物など関連させながら分析し、論理的に文章表現できる。
5週 石見銀山遺跡の構成資産とその特徴(2) 伝統的な日本の産業文化の特色を、映像・画像・考古遺物など関連させながら分析し、論理的に文章表現できる。
6週 石見銀山遺跡の構成資産とその特徴(3) 伝統的な日本の産業文化の特色を、映像・画像・考古遺物など関連させながら分析し、論理的に文章表現できる。
7週 石見銀山の採掘・精錬技術とその伝播(1) 伝統的な日本の産業文化の特色を、映像・画像・考古遺物など関連させながら分析し、論理的に文章表現できる。
8週 石見銀山の採掘・製錬技術とその伝播(2) 伝統的な日本の産業文化の特色を、映像・画像・考古遺物など関連させながら分析し、論理的に文章表現できる。
4thQ
9週 類似する世界遺産との比較検討(1) 石見銀山と類似遺産との比較を、映像・画像や文献を分・関連させながらいくつかの範疇から総合的に文章で表現することができる。
10週 類似する世界遺産との比較検討(2) 石見銀山と類似遺産との比較を、映像・画像や文献を分・関連させながらいくつかの範疇から総合的に文章で表現することができる。
11週 類似する世界遺産との比較検討(3) 石見銀山と類似遺産との比較を、映像・画像や文献を分・関連させながらいくつかの範疇から総合的に文章で表現することができる。
12週 比較検討をまとめる(作業) 石見銀山と類似遺産との比較を、映像・画像や文献を分・関連させながらいくつかの範疇から総合的に文章で表現することができる。
13週 石見銀山の顕著な普遍的価値に関する国際的議論(1) 伝統的な日本の産業文化の特色を、映像・画像・考古遺物など関連させながら分析し、論理的に文章表現できる。石見銀山と類似遺産との比較を、映像・画像や文献を分・関連させながらいくつかの範疇から総合的に文章で表現することができる。
14週 石見銀山の顕著な普遍的価値に関する国際的議論(2) 伝統的な日本の産業文化の価値を近代産業の中でどう活かしうるか、基本的な考え方として論じることができる。
15週 期末試験
16週 日本の前近代の産業文化から何を学びどう活かしうるか 伝統的な日本の産業文化の価値を近代産業の中でどう活かしうるか、基本的な考え方を現場においてどう実践できるか両面からオリジナルな考えを論じることができる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験 80提出物相互評価態度・取組姿勢ポートフォリオその他10合計
総合評価割合801001000100
基礎的能力801001000100
専門的能力0000000