問題解決グループ演習

科目基礎情報

学校 新居浜工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 問題解決グループ演習
科目番号 620004 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 4
教科書/教材 よくわかる発変電工学 箕田、橋口、松原、門脇、高田、田辺共著 電気書院
担当教員 皆本 佳計,内藤 出

到達目標

1.水力発電の概要が説明できること。
2.原子力発電の概要が説明できること。
3.自然エネルギー利用発電について、概要が説明できること。
4.配電システムの概要が説明できること。
5.パワーエレクトロニクスの概要が説明できること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 水力発電の概要を論理立てて説明できる。水力発電の概要が説明できる。水力発電の概要が説明できない。
評価項目2原子力発電の概要を論理立てて説明できること。原子力発電の概要が説明できる。原子力発電の概要が説明できない。
評価項目3自然エネルギー利用発電について、概要を論理立てて説明できる。自然エネルギー利用発電について、概要が説明できる。自然エネルギー利用発電について、概要が説明できない。
評価項目4配電システムの概要が説明できる。教科書・参考書を見れば、配電システムの概要を論理立てて説明できる。配電システムの概要が説明できない。
評価項目5パワーエレクトロニクスの概要を論理立てて説明できる。パワーエレクトロニクスの概要が説明できる。パワーエレクトロニクスの概要が説明できない。

学科の到達目標項目との関係

システムデザイン能力 (C) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
水力、火力、原子力その他のいろいろなエネルギーを電気エネルギーに変換させる方法について学習する。
授業の進め方・方法:
授業は講義と演習を並行して進める。また、必要に応じて小テストを行う。電気工事士・電気主任技術者関連科目である。
注意点:
電力工学Aは次年度に学習する電力工学Bや電気法規とともに電気主任技術者認定に必ず必要な科目の一つである。将来、電気主任技術者の認定を受けよう考えている人は必ず修得して欲しい。
 電気を発生させるのに、電気以外の多数の工学的技術が必要とされることも学習して欲しい。また、電気の発生は、環境問題、国際問題、各種利権などが複雑に絡み合った社会問題でもあることを認識して欲しい。

本科目の区分

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 エネルギー概説 1,2,3,4
2週 汽力発電の基礎 2
3週 原子力発電の概要 2
4週 同位元素と放射性崩壊 2
5週 質量欠損と原子核結合エネルギー 2
6週 核分裂連鎖反応 2
7週 原子炉の種類と構成材料 2
8週 中間試験
2ndQ
9週 水力発電の種類 1
10週 水力学(基礎) 1
11週 水力学(流量と落差) 1
12週 ダムの種類と概要 1
13週 水車の種類とその特性 1
14週 水車の種類とその特性 2 1
15週 水力発電の設備 1
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ課題提出物合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力0000000
専門的能力80000020100
分野横断的能力0000000