数値解析学

科目基礎情報

学校 新居浜工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 数値解析学
科目番号 620013 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電子工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 板書および配布プリント
担当教員 加藤 諒

到達目標

1. 多項式近似の基礎に関する理論的背景を十分に理解する。
2. 収束次数の基礎に関する理論的背景を十分に理解する。
3. 誤差解析の基礎に関する理論的背景を十分に理解する。
4. 最小二乗法の基礎に関する理論的背景を十分に理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目 1多項式近似の基礎に関する理論的背景を十分に理解している。多項式近似の基礎に関する理論的背景を部分的に理解している。多項式近似の基礎に関する理論的背景が理解できていない。
評価項目 2収束の分類の基礎に関する理論的背景を十分に理解している。収束の分類の基礎に関する理論的背景を部分的に理解している。収束の分類の基礎に関する理論的背景が理解できていない。
評価項目 3誤差解析の基礎に関する理論的背景を十分に理解している。誤差解析の基礎に関する理論的背景を部分的に理解している。誤差解析の基礎に関する理論的背景が理解できていない。
評価項目 4最小二乗法の基礎に関する理論的背景を十分に理解している。最小二乗法の基礎に関する理論的背景を部分的に理解している。最小二乗法の基礎に関する理論的背景が理解できていない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
数値解析学におけるいくつかの項目の基礎を、その理論的・数学的背景から学ぶ。
授業の進め方・方法:
主に板書により授業を進める。
注意点:
授業で学んだことは、それ以降の授業では既知のものとして扱っていくので、適時復習を行うこと。

本科目の区分

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 シラバス・講義内容の説明
2週 多項式近似(1):テイラー展開 評価項目 1
3週 多項式近似(2):ラグランジュ補間 評価項目 1
4週 多項式近似(3):チェビシェフ補間(1) 評価項目 1
5週 多項式近似(4):チェビシェフ補間(2) 評価項目 1
6週 収束の分類(1):収束次数 評価項目 2
7週 収束の分類(2):ニュートン法と収束次数 評価項目 2
8週 誤差解析(1):行列の従属ノルム 評価項目 3
2ndQ
9週 誤差解析(2):相対誤差・絶対誤差 評価項目 3
10週 誤差解析(3):複素ベクトルと複素行列 評価項目 3
11週 誤差解析(4):エルミート行列 評価項目 3
12週 誤差解析(5):スペクトル半径 評価項目 3
13週 最小二乗法(1):ハウスホルダー変換 評価項目 4
14週 最小二乗法(2):QR分解 評価項目 4
15週 最小二乗法(3):具体的な適用例 評価項目 4
16週 期末試験 評価項目 1, 2, 3, 4

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験平常点合計
総合評価割合7030100
理解度7030100