到達目標
画像再構成の数学について理解できること
解析的画像再構成法について理解できること
統計的画像再構成法について理解できること
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 画像再構成の数学について理解し、具体的に計算できる | 画像再構成の数学について理解している | 画像再構成の数学について理解しているが、計算ができない |
評価項目2 | 解析的画像再構成法について理解し、具体的に計算できる | 解析的画像再構成法について理解している | 解析的画像再構成法について理解しているが、計算ができない |
評価項目3 | 統計的画像再構成法について理解し、具体的に計算できる | 統計的画像再構成法について理解している | 統計的画像再構成法について理解しているが、計算ができない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
この科目は企業で医療機器の開発を担当していた教員が、その経験を生かし生体情報工学分野の中でも特にコンピュータを利用し人体の内部を画像化するコンピュータトモグラフィーについて考える。コンピュータトモグラフィーは体外計測したデータから人体の断面を再構成する技術で、その数学的な部分は画像再構成と呼ばれており、本講義では、画像の復元と再構成・幾何学的変換技術を紹介する。
授業の進め方・方法:
期末試験と報告(レポート)は各々100点満点で評価する。授業は演習室で行う。本講義に関連する科目としては信号処理があるが、それ以外に、特別研究でも関連する領域の研究を行っている研究室(医用画像処理、可視化技術等)もあり、特別研究の関連科目として知識を身につけておくとよい。
注意点:
授業の欠席回数が1/4を超えた場合は、原則として単位を認定しない。
本科目の区分
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス(授業の進め方)、画像再構成 |
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2週 |
解析的方法 |
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3週 |
解析的画像再構成法の実習 |
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4週 |
1次元フーリエ変換 |
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5週 |
2次元フーリエ変換 |
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6週 |
投影切断面定理 |
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7週 |
2次元フーリエ変換法 |
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8週 |
フィルタ補正逆投影法 |
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4thQ |
9週 |
重畳積分法 |
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10週 |
逐次近似法 |
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11週 |
最尤推定 |
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12週 |
ML-EM法 |
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13週 |
逐次近似画像再構成法の実習 |
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14週 |
投影の作成 |
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15週 |
Ordered Subset EM法 |
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16週 |
期末試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | レポート | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 70 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |