信号処理(R3非開講)

科目基礎情報

学校 新居浜工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 信号処理(R3非開講)
科目番号 620104 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電子工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 高専学生のためのディジタル信号処理  酒井幸市 著  (コロナ社)
担当教員 松友 真哉

到達目標

1.フーリエ級数展開の基本的計算ができ、信号処理に応用できること。
2.高速フーリエ変換とディジタル・フィルタの利用方法が理解できること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1フーリエ級数展開の基本的計算ができ、信号処理に応用できる。フーリエ級数展開の基本的計算ができる。フーリエ級数展開の基本的計算ができない。
評価項目2高速フーリエ変換とディジタル・フィルタの利用方法が説明できる。高速フーリエ変換とディジタル・フィルタについて挙げられる。高速フーリエ変換とディジタル・フィルタについて挙げられない。
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
コンピュータを用いてディジタル信号処理を行うための基礎知識を講義およびプログラミング演習を通して体得させる。プログラミング演習はC言語を用いて行い、コンピュータ活用に関する基礎知識についても講義する。移動平均、フーリエ解析の基礎などの信号処理に必要な基礎知識を工学と関連付けて活用する能力を身につけることを目標とする。
授業の進め方・方法:
三角関数の積分、オイラーの公式など数学の基礎知識が必要です。授業を聴いて理解不十分と思った時には「高専の数学」などで復習して下さい。
関連科目は、線形システム理論、生体情報工学
注意点:

本科目の区分

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 標本化定理とエイリアシング 1,2
2週 移動平均 1,2
3週 波形の復元 1,2
4週 フーリエ級数の数学的基礎 1
5週 実フーリエ級数展開 1 1
6週 実フーリエ級数展開 2 1
7週 フーリエ級数展開と線スペクトル 1
8週 離散フーリエ変換 1
2ndQ
9週 離散フーリエ変換のプログラム作成 1
10週 窓関数とその応用 1,2
11週 高速フーリエ変換 1,2
12週 信号処理プログラム演習1 1,2
13週 信号処理プログラム演習2 1,2
14週 FIRフィルタとIIRフィルタ 1,2
15週 ディジタル信号処理の応用例 1,2
16週 期末試験 1,2

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験レポート合計
総合評価割合6040100
基礎的能力000
専門的能力602080
分野横断的能力02020