電気回路特論

科目基礎情報

学校 新居浜工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 電気回路特論
科目番号 620117 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電子工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 基礎からの交流理論 電気学会 その他配布資料
担当教員 岡田 久夫

到達目標

1. 回路解析における各種基本定理を理解し、基本的な問題を解くことができる。
2. 回路の四端子パラメータ表現を理解し、主要パラメータを導くことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1回路解析における各種基本定理を理解し、基本的な問題が解ける回路解析における各種基本定理を挙げることができる回路解析における各種基本定理を挙げることができない
評価項目2回路の四端子パラメータ表現を理解し、主要パラメータを導くことができる回路の四端子パラメータ表現を理解している回路の四端子パラメータ表現を理解できていない

学科の到達目標項目との関係

専門知識 (B) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
電気回路論は回路の諸現象を数学的手法を用いて表現するものであり、電子・電気工学の基礎理論である。ここでは特に電気回路において、回路解析に必要な諸定理、二端子対パラメータ、交流回路の基礎論、の数学的取扱いを理解し、その物理的意味を把握することを目的とする。
授業の進め方・方法:
電気回路論は、電気・電子工学を専攻する学生にとっては、電磁気学と並んで最も基礎的な科目である。本科で学んだ電気基礎、電気回路と密接に関連するため、これら電気基礎、電気回路の基礎、電磁気学の基礎を再度復習しておくことを勧める。
注意点:
授業の欠席回数が1/4を超えた場合は、原則として単位を認定しない。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 交流回路の基礎、重ねの理 1
2週 補償定理-1 1
3週 補償定理-2 1
4週 テブナンの定理と等価電圧源 1
5週 四端子網の行列による表現 2
6週 各種の四端子パラメータ(Z,Y,F,Sパラメータについて) 2
7週 各種四端子パラメータの相互変換 2
8週 中間試験 1,2
4thQ
9週 試験返却 1,2
10週 影像パラメーター1 1
11週 影像パラメーター2 1
12週 対称四端子網と二等分定理 1,2
13週 対称四端子網と二等分定理 1,2
14週 フィルタ 1,2
15週 フィルタ(シミュレータを用いた計算) 1,2
16週 期末試験 1,2

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験合計
総合評価割合100100
基礎的能力100100
専門的能力00
分野横断的能力00